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『腐食都市』(ふしょくとし)はテーブルトークRPG(TRPG)『アルシャード』のリプレイ作品。ゲームマスター(GM)兼リプレイ執筆は中村知博(現:中村やにお)。 初出は『アルシャード』(ルール第一版)サプリメント『オン・ユア・マインド』(2003年2月発売)。2011年2月にリプレイ『悠久の地平』との合本としてエンターブレインより刊行された(書名は『悠久の地平』)。 使用ルールは『アルシャード』ルール第一版で、単行本刊行に当たり、中村による加筆・修正と鈴吹太郎による注釈が加えられている。 なお、本リプレイのプレイヤーキャラクターのひとりであるディーン・スキールニルの通称は、本リプレイでは「ディーン」となっているが、本記事では参照上の便宜と、『明日へのプロファイル』のPCで同じファーストネームを持つディーン・ランダムとの区別から、特記無き限り彼がNPCとして登場する「襲来! コスモマケドニア!!」に合わせ「”シルバーブレイド”」とする。 ==概要== 『オン・ユア・マインド』は、リリースからまだ半年が過ぎたばかりの『アルシャード』の遊び方やシナリオの作り方などを解説し、また遊び方のバリエーションを提案するガイドブックとして出されたサプリメントである。内容はエントリープレイヤー向けとコアゲーマー向けに分かれ、それぞれにリプレイが用意されていた。前者に向けられたのが「古城の秘密」(GM:金澤尚子、執筆:田中信二)、後者に用意されたのがこの「腐食都市」である。 本リプレイの柱となるのは「高レベルプレイヤーキャラクター(PC)」と「少人数」である。すなわち、プレイヤーは2人のみで、PCは当初から17レベル、しかも対立する立場という、当時としては大胆な構成であり〔この後、『アルシャード』の高レベルリプレイは、『ff』に移行後の2006年4月に発表された『The Broken Sword』(『ゲーマーズ・フィールド別冊』Vol.11「井上純弌の地平」収録。18レベルスタート)まで出ていない。〕、同じく『オン・ユア・マインド』に収録された1on1シナリオ「彼方への扉」〔単行本にも収められている。収録に際しては丹藤武敏によって『アルシャードff』に対応した修正がなされている。〕と共に『アルシャード』の多様な遊び方を例示するものとなった。 『オン・ユア・マインド』に先駆けて発売されたサプリメント『クイーン・オブ・グレイス』によって可能になった「真帝国所属のPC」が初めて登場し、また上級ルールブック『アール・ヴァル・アルダ』で示された「シャードのサクセション(継承)」という事象が初めて提示された公式リプレイでもある。 なお、GMを務めた中村知博によれば、提示された条件は「高レベルPCセッション」のみで、「少人数セッション」は中村自身の発案とのことである〔初出時のまえがきで「高レベルPCなら凝った設定や演出で強さや立場を表現してみたい。ならばPCが少ない方がじっくり描ける」という旨の発言をしている。このまえがきは単行本にも収められている。〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「腐食都市」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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