|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 腟 : [ちつ] (n) vagina
性器カンジダ症(せいきカンジダしょう、英:genital candidiasis)とは、カンジダという真菌が性器に感染して生じる感染症。特に女性の膣に起きるケースが多く〔、ISBN 4-521-01851-3〕、その場合カンジダ膣炎または、膣カンジダ症(ちつカンジダしょう、Vaginal thrush、Vaginal candidiasis、yeast infection)と呼ばれる。 == 概要 == カンジダは不完全菌に属する酵母の代表的なものであり、もともと性器周辺やその他の体表に存在している菌、いわゆる常在菌で、健康な人体は免疫により過度の増殖を防いでいるが、体調の悪化などで免疫力が落ちると繁殖して日和見感染を起こすことがある。 性器カンジダ症は、男性器と女性器の構造の違いにより、体外に露出していて通気性が良くあまり菌が増殖する環境にない男性器では起こりにくい(ただし包茎の人はやや発生率が上がる)。一方、女性には非常にポピュラーな症状で、性交未経験者でもしばしば自発し、痒み等性器の異常を感じて婦人科を受診する人のうち多くの割合を占める。 カンジダ症は、ビタミン欠乏症による免疫力の低下が主因で引き起こされる、悪玉菌増加による日和見感染である。カンジダ菌そのものは、元来はヒトの体表や消化管、それに女性の膣粘膜に普通に生息するもので、多くの場合は特に何の影響も与えない。また味噌やワインの発酵などにも関与している。 主な治療法は、ビタミン剤と乳酸菌整腸薬の内服と抗真菌薬の外用が効果的である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「性器カンジダ症」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|