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『腹腹時計』 (はらはらとけい)とは、1974年3月発行の爆弾の製造法やゲリラ戦法などを記した教程本で、三菱重工爆破事件などの連続企業爆破事件を起こした日本の極左グループである東アジア反日武装戦線の狼班が地下出版したものである。 == 概要 == 自らの思想を広く社会に知らしめる冊子の発行を計画していた東アジア反日武装戦線が、1973年の秋に購入した和文タイプライターがこの計画の実現に大いに役立った。大道寺将司が執筆した文章を、メンバー外の協力者〔この協力者は協力者として後に有罪になった看護学生A子の実姉であったが、妹の逮捕後に自殺している〕がタイプライターで文字を打ち込み、大道寺将司の高校時代の先輩が勤務する釧路市の印刷会社で印刷された〔朝日新聞1975年5月31日夕刊〕。定価は100円であったといわれ〔朝日新聞1975年5月24日朝刊〕、オリジナル印刷版の裏表紙には、印刷会社が「挿絵」として金芝河の反戦詩を無断掲載し発禁処分になった「創造1972年4月号」の表紙が挿入されていた〔朝日新聞1975年5月31日夕刊〕。 この本では東アジア反日武装戦線が掲げる反日思想の概要が記され、また爆弾の製造方法とその仕掛け方やゲリラ戦の方法まで詳細に解説されていた。 狼班はこの冊子によって、「大地の牙」「さそり」のメンバーを獲得している。 しかし、この本の冒頭での主張の内容や活字が東アジア反日武装戦線の犯行声明文と一緒である事が判明した事で、メンバーの身元を公安警察に割り出され組織は壊滅する事となった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「腹腹時計」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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