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(n) pancreas =========================== ・ 膵臓 : [すいぞう] (n) pancreas ・ 臓 : [ぞう] 【名詞】 1. viscera 2. bowels
膵臓(すいぞう、)は、脊椎動物の器官のひとつで、''膵液''と呼ばれる消化酵素を含む液体を分泌し、それを消化管に送り込む外分泌腺である。 また、魚類以外の脊椎動物の膵臓の中には、ランゲルハンス島(らんげるはんすとう)と呼ばれる球状の小さな細胞の集塊が無数に散らばっている。ランゲルハンス島は、1個1個が微小な臓器と考えられ、インスリン、グルカゴンなどのホルモンを血液中に分泌する内分泌腺である。なお、魚類のランゲルハンス島は膵臓ではなく肝臓近辺に散在する。 したがって膵臓全体として見ると、両生類以上の脊椎動物の膵臓は、2つの機能を持つといえる。 * 内分泌機能 - いくつかのホルモンを分泌する内分泌器 * 外分泌機能 - 膵液を小腸(十二指腸)に分泌する消化器 ランゲルハンス島を、膵臓の内分泌部とも呼び、これに対し、ランゲルハンス島でない部分(膵液を分泌する部分)を外分泌部とも呼ぶ。 ただし、魚類では、ランゲルハンス島は、膵臓とは別の場所に分かれて存在しているので、魚類の膵臓は、内分泌腺としての機能は持たない。 == 歴史 == 膵臓は紀元前3世紀に古代ギリシアの医学者のヘロフィロスにより初めて同定され、1世紀にによりpancreasと命名された。宇田川玄真が『医範堤綱』において"pancreas"を「膵臓」とした。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「膵臓」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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