翻訳と辞書
Words near each other
・ 臨席
・ 臨平路駅
・ 臨幸
・ 臨床
・ 臨床(方針)決定(診断・治療の決定)
・ 臨床(検査)材料
・ 臨床(的)分類
・ 臨床(的)診断
・ 臨床ME専門認定士
・ 臨床─病理検討会
臨床の知
・ 臨床エンブリオロジスト
・ 臨床ガイドライン
・ 臨床シミュレーション
・ 臨床催眠資格
・ 臨床像
・ 臨床像、病像
・ 臨床准教授
・ 臨床動作法
・ 臨床化学


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

臨床の知 : ミニ英和和英辞書
臨床の知[りんしょうのしり]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

臨床 : [りんしょう]
 【名詞】 1. clinical pathology 

臨床の知 : ウィキペディア日本語版
臨床の知[りんしょうのしり]

臨床の知とは、哲学者の中村雄二郎が提唱したもので、個々の場合や場所を重視して深層の現実に関わり、世界や他者がわれわれに示す隠された意味を相互行為のうちに捉える働きをするもの。普遍主義論理主義客観主義からなる科学の知に対して、コスモロジー(場所や空間を無性格で均質的な広がりとして捉えるのではなく、一つ一つが有機的な秩序を持ち、意味を持った領界と見なすこと)、シンボリズム(物事には多くの側面と意味があるのを自覚的に捉え、表現すること)、パフォーマンス(わが身に相手や自己を取り巻く環境の働きかけを受けつつ行為し行動すること)を構成原理とするアンチテーゼである。
科学の知が主として仮説と演繹的推理と実験の反復から成り立っているのに対して、臨床の知は直感と経験と類推の積み重ねから成り立っているので、そこにおいては特に経験が大きな働きをし、また大きな意味を持つ。
==参考文献==
中村雄二郎(1992)『臨床の知とは何か』岩波書店。


抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「臨床の知」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.