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臨時的採用教員(りんじてきさいようきょういん)とは、小学校・中学校・高等学校において、当該教員免許状を有していることを条件に、期間を限って任用される教員を指す。国公立学校の場合は、正規の「採用」ではなく「任用」なので、正式には「臨時的任用職員」たる教員であり、略称として「臨時教員」が使われる。 ==概要== 教員の産休や病休による一時的欠員を補う目的によることが多く、教員免許状を取得しているが、教員採用試験に不合格だった者が、採用されるまでの間の職としていることが多い。ただし、非常勤職ではなく、あくまでも常勤職であるので、同一賃金・同一責任の原則の下、正規採用の教員と同一の職責を担っている。学級担任、部活動顧問、校務分掌、の職務がある。 任用期間があるがゆえに身分保障が薄く、長く続けていても期間が終了するごとに退職金の算定基礎となる勤続年数がリセットされてしまう等の不利益が指摘されている。一方、臨時教員の経験が一定期間あることを条件に、正規の教員採用試験の年齢制限を撤廃してハードルを下げている都道府県や政令指定都市の教育委員会もある。 任用方法については、各都道府県、各政令指定都市によって異なるが、教員免許状を持っていることを前提に、教育事務所(小・中学校)、都道府県教育委員会事務局(高等学校・特別支援学校)で登録した者の中から学校の要望に応じて面接のうえ任用される場合と、別途、任用試験の合格者から任用される場合とがある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「臨時的採用教員」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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