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自在継手(じざいつぎて、ユニバーサルジョイント、universal joint)とは、継手のなかでも特に2つの材の接合する角度が自由に変化する継手のことをいう。 詳細な構造と形状については、たとえばJIS B 1454に規定されている。 == 歴史 == 自在継手の基本概念はジンバルに由来し、ジンバルは古代から使われていた。例えば、古代ギリシアのバリスタにも自在継手の原型のような機構が使われていた。 1545年、イタリアの数学者ジェロラモ・カルダーノが回転運動を様々な角度で伝達する機構としてこれが使えることを示したが、彼が実際にそのような機構を製作したかどうかは不明である。今では、その自在継手をカルダンジョイントとも呼ぶようになった。後にスウェーデンの発明家クリストファー・ポルヘム(1661年 - 1751年)が「ポルヘム・ノット」と名付けた自在継手を独自に再発明している。1676年、ロバート・フックが独自に実動する自在継手を製作したため、「フックスジョイント」という名称も生まれた。 「ユニバーサルジョイント」という名称を考案したのはヘンリー・フォードだとされることもあるが、Charles H. Amidon が1884年に取得した特許(米国特許第298542号)で「ユニバーサルジョイント」という言葉を使っている。 自在継手のひとつである、十字継手には、角度が大きくなると速度が変動する欠点があり〔自動車用等速ジョイントの変遷と最近の技術 NTN TECHNICAL REVIEW No.70〕、角度が大きくなっても速度が変動しない等速ジョイントの実用化が待たれることになる。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自在継手」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Universal joint 」があります。 スポンサード リンク
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