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自己効力感 (じここうりょくかん)(self-efficacy) とは、自分がある状況において必要な行動をうまく遂行できるかという可能性の認知。心理学で用いられる。 カナダ人心理学者アルバート・バンデューラが提唱したもので、原語はself-efficacy。「自己効力」や「自己可能感」などと訳されることもある。自己効力感は、バンデューラの社会的認知理論の中核となる概念の1つである。。 よく似た用語に、自尊心(self-esteem)があるが、自尊心は自分を信じていること、あるいは自分を信じていると感じている程度を意味するのに対し、自己効力感は自分にある目標を達成する能力があるという認知のことをさす。ただし、高い自尊心を持っていれば、困難な作業であってもそれに取り組もうとして、結果的に成功をもたらすことも多い 。 ==定義== バンデューラは、行動遂行の先行要因として結果予期と効力予期の2つをあげた。結果予期とは、ある行動がある結果を生み出すという推測のことである。効力予期とは、ある結果を生み出すために必要な行動をうまく行うことが出来るという確信のことである。 自己効力感とは、ある結果を生み出すために適切な行動を遂行できるという確信の程度、つまり自分が効力予期をどの程度持っているかを認知することをさす。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自己効力感」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Self-efficacy 」があります。 スポンサード リンク
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