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自来也、児雷也(じらいや)は、江戸時代後期の読本に登場する架空の盗賊・忍者。明治以降、歌舞伎や講談などへの翻案を通して蝦蟇の妖術を使う代表的な忍者キャラクターとして認識され、現在に至るまで映画・漫画・ゲームなど創作作品に大きな影響を及ぼしている。 == 自来也 == 日本の物語作品に自来也が初めて登場するのは、感和亭鬼武(かんわてい おにたけ)による読本『自来也説話』(文化3年<1806年>刊)である。自来也は義賊で、その正体は三好家の浪士・尾形周馬寛行(おがた しゅうま ひろゆき)。蝦蟇の妖術を使って活躍する〔岡本綺堂「自来也の話」 (岡本綺堂 『綺堂随筆 江戸の思い出』 河出書房新社 2002年〕〔高木元 「戯作者たちの<蝦蟇>-江戸読本の方法-」 〕。 「自来也」は、宋代の中国に実在し、盗みに入った家の壁に「我、来たるなり」と書き記したという盗賊「我来也」(沈俶『諧史』所載)を元にしたとされる。自来也の物語は歌舞伎や浄瑠璃に翻案された〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自来也」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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