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自由からの逃走(じゆうからのとうそう)とはエーリヒ・フロムによって著された書籍の名称、および自由が与えられた大衆の行く末に関する概念のことである。 ==概説== これはナチズムに傾倒していったドイツを考察したことから生み出され、国民は何が原因であのような状況となり、また何に導かれてあのように進んで行ったのかという内容である。ここでこのような状況を生み出すこととなった根源として考えられたのが「自由」である。 そのことが批判されており社会そのものが自由の意味を履き違えていたということであった。 また当時の国民は自らが希求して自由を得たということではなく、自由を得るということが義務づけられていたということも自由の意味を本来とは履き違えていたとされている。 本書は性格の仕組みやメカニズムそして心理的な要因と社会的な要因の交互作用とはなにかどんなかについての広範囲の研究の一部で、主に自由についてがテーマになっている。 社会過程の力学を理解するには、個人の心理的過程の力学を理解することで理解できることをポイントにしている。 社会過程での個人の心理的過程について強調されていて、これはフロイトの発見、人間の心理に無意識の力が作用していて、その無意識的な作用は外界の影響を受けていることの発見に基づいている。 自由を2種類に分類している。~からの自由と、~への自由という2種類。 ~からの自由は第一次的絆、たとえば親子関係で言えば子供を親と結び付けている絆や、中世で言えば封建制社会など社会的な制度的な絆などで、そこからの自由などを意味する。~への自由は個人が個人的な自我を喪失することなく個人的な自我を確立していて、思考や感情や感覚などの表現ができるような状態を意味する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自由からの逃走」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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