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自由と公正党または自由公正党(じゆうこうせいとう、、)は、エジプトの政党。本部はカイロ・ローダ島に置かれている。党首はムハンマド・サアド・カタートニー、副党首は、イサーム・エル=エリヤーン。幹事長はフセイン・イブラヒーム。 2011年のエジプトにおける革命でホスニー・ムバーラク政権が倒れた直後の2月21日、ムスリム同胞団が結成を発表したが、正式に発足したのは同年6月6日である。 == 近年の動向 == 2011年から2012年1月にかけて行われた人民議会(下院)選挙で、第一党となった(公選498議席中235議席、うち比例代表枠127議席)。また2012年1月から2月にかけて行われたシューラー議会(上院)選挙では公選180議席(全体では270議席)中105議席を獲得した。 2012年3月31日、エジプト大統領選挙に同胞団幹部のハイラト・シャーテルを擁立することを発表したが、失格となったため、党首のムハンマド・ムルシーを立てて大統領選を戦うことになった。ムルシーは第1回目の投票で24.77%の票を獲得し1位となり、決選投票で勝利。これに伴い、ムルシーは同胞団、党役職から全て退いた。 2012年8月に発足したヒシャーム・カンディール内閣には自由公正党から4人が入閣した。 2012年10月19日、ムハンマド・ムルシーの大統領就任後空位となっていた党首の選挙が行われ、元人民議会議長のムハンマド・サアド・エル=カタートニーが864票中581票を獲得し党首に選出された。 2013年1月、カンディール内閣の改造が行われ、自由公正党の閣僚は全閣僚35人のうち8人となった。 2013年エジプトクーデターでムルシー政権が倒されると、党首のムハンマド・サアド・カタートニーなどの自由公正党幹部が拘束された。さらに、2014年8月9日、高等行政裁判所が自由公正党の解散と資産没収の判決を下した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自由と公正党」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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