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自由契約(じゆうけいやく)とは、日本プロ野球・メジャーリーグベースボール・ナショナル・バスケットボール・リーグで、選手がどのチームとも選手契約を結べる状態を指す。 ==プロ野球== 自由契約の状態では、選手は国内外やプロアマを問わずあらゆる球団と契約交渉できる。自由契約と対置されるのが任意引退であり、任意引退の場合、直前に所属していた球団が保有権を有するため、球団が交渉を許可するか、保有権を放棄しない限り、他球団との契約交渉ができない。 自由契約は、もともとフリーエージェントの訳語であるため、北米4大プロスポーツリーグのフリーエージェントは日本で自由契約と訳される場合もある。しかし、日本のプロ野球では、フリーエージェントはもっぱら選手が宣言した状態を指し、自由契約とは区別されている場合がほとんどである。 自由契約中はどこのチームにも所属していないため、戦力外状態の選手に対して用いられることもある。しかし、戦力外通告があっても、翌年にチームスタッフとして契約することが決まっている場合など、他球団と契約しないよう任意引退選手公示する場合があったり、自ら退団を申し出る場合でも自由契約公示される場合があるので、「クビ=自由契約、自らの意思=任意引退」というわけではない。 シーズン中の場合、選手を自由契約にするには直前に「ウェイバー公示」(waiver:権利放棄、免除)の手続きが行われなければならず(これを怠ると選手は他球団に移れない)、その際は下位球団から順に契約譲渡を引き受ける権利が発生する。 選手から契約の解除を申し出た場合は、他球団との交渉を避けるため、任意引退公示がなされることがほとんどであるが、井口資仁や大家友和のように、メジャーリーグ挑戦を球団が認める形で自由契約になる場合もある。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自由契約」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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