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自然治癒力(しぜんちゆりょく、ラテン語 vis medicatrix naturae、英語spontaneous cure)とは、人間・動物などの心身全体が生まれながらにして持っている、ケガや病気を治す力・機能を広くまとめて指す表現。手術を施したり、人工的な薬物を投与したりしなくても治る機能のこと。「自己治癒力」とも呼ばれる。 ==概説== 自然治癒力の定義のしかたはいくつもあるが、例えば中川美典は、自身の定義は東洋医学の専門家によるそれとは異なってはいると断りつつ、次のような定義を提起している。 :自分の意識とは関係なく、たえず作動し、常に待機しており、何らかの損傷が発生すると自動的に自己修復プロセスを活性化する力〔中川美典 著『自然治癒力の不思議』メディア総合研究所、2002年、243頁〕 東洋医学では、上記の中川の定義に加えて、以下も自然治癒力としているという〔。 * 人間が生まれながらに持っている病に打ち勝つ力 * 生得的に備わっている病気や環境に対抗する力 * 脳や免疫系、また心の作用による免疫システム 東洋医学では、体調を整えることに主眼を置いており、生命力を高めることによって治癒力を動かしているとも言える〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自然治癒力」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Vis medicatrix naturae 」があります。 スポンサード リンク
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