|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 自衛 : [じえい] 1. (n,vs) self-defense 2. self-defence ・ 自衛官 : [じえいかん] 【名詞】 1. (Japanese) Self Defense Force official (Defence) ・ 官 : [かん] 【名詞】 1. government service 2. the bureaucracy ・ 護国 : [ごこく] 【名詞】 1. defense of one's country 2. defence of one's country ・ 護国神社 : [ごこくじんじゃ] 【名詞】 1. shrine honoring war dead 2. shrine honouring war dead ・ 国 : [くに] 【名詞】 1. country ・ 神 : [かみ] 【名詞】 1. god ・ 神社 : [じんじゃ, かむやしろ] 【名詞】 1. Shinto shrine ・ 社 : [やしろ] (n) shrine (usually Shinto) ・ 合 : [ごう] 【名詞】 1. go (approx. 0.18l or 0.33m) ・ 合祀 : [ごうし] (n,vs) enshrining together ・ 事 : [こと] 【名詞】 1. thing 2. matter 3. fact 4. circumstances 5. business 6. reason 7. experience ・ 事件 : [じけん] 【名詞】 1. event 2. affair 3. incident 4. case 5. plot 6. trouble 7. scandal ・ 件 : [くだん, けん] 【名詞】 1. matter 2. case 3. item
自衛官護国神社合祀事件(じえいかんごこくじんじゃごうしじけん)は、殉職した自衛官を山口県護国神社に合祀した行為が、信教の自由を侵害され、精神的自由を害されたとして遺族の女性が、合祀の取消し請求を求めた訴訟である。最終的に最高裁判所は訴えを認めなかったが、最高裁判事の意見が分かれる、いわゆる合議割れになったことや、下級審が行った事実認定を最高裁が覆すなど一部に異議がある。 == 訴訟の背景 == 第二次世界大戦まで軍人が戦死した場合には靖国神社に合祀されていた。戦後になって自衛隊員が公務で殉職した場合には靖国神社へは合祀されなくなったが、従来のように隊員の出身地にある護国神社に合祀されていた。 同訴訟の原告の夫であった自衛隊員は1968年(昭和43年)1月12日、公務中に発生した交通事故で殉職した。葬儀は仏教式で行われたが、原告の女性は従来から信仰してきたキリスト教の教会に夫の遺骨の一部を納め、故人を追悼した。 自衛隊員のOB組織である、社団法人隊友会山口県支部連合会(以下「県隊友会」)は、以前からの慣習であった殉職した山口県出身の自衛隊員を山口県護国神社に合祀していたが、この女性の夫も合祀するため、自衛隊山口地方連絡部(以下「地連」)の事務的な協力を得て、山口県護国神社の合祀の了解も得られたため、原告の夫も含む27名を1972年3月31日に合祀申請し、同年4月19日に神社に合祀された。この一連の行為に対し後に原告になった女性は反対したが、隊友会も訴訟になることを嫌い、三回、合祀申請の取り下げをしたが、県護国神社は合祀した。また、申請取り下げの動きを察知した他の遺族は合祀に賛成する旨を表明している。 合祀に対し、納得のいかない女性は一連の合祀手続きは原告の信教の自由を侵害し、また政教分離原則にも違反するとして、手続きの取消しと精神的苦痛に対する慰謝料を請求する訴訟を県隊友会と地連を相手に提起した。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自衛官護国神社合祀事件」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|