|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 自転 : [じてん] 1. (n,vs) rotation 2. spin ・ 自転車 : [じてんしゃ] 【名詞】 1. bicycle ・ 車 : [くるま] 【名詞】 1. car 2. vehicle 3. wheel ・ 歩 : [ほ, ふ] 【名詞】 1. a step 2. a stride 3. counter for steps ・ 歩行 : [ほこう] 1. (n,vs) walk ・ 歩行者 : [ほこうしゃ] 【名詞】 1. pedestrian 2. walker ・ 行 : [くだり, ぎょう] 【名詞】 1. (1) line 2. row 3. (2) verse ・ 行者 : [ぎょうじゃ] 【名詞】 1. ascetic 2. pilgrim 3. devotee ・ 者 : [もの] 【名詞】 1. person
自転車歩行者道(じてんしゃほこうしゃどう)は、日本の道路法令道路構造令の用語で、「専ら自転車及び歩行者の通行の用に供するために、縁石線又はさくその他これに類する工作物により区画して設けられる道路の部分」(令第2条第1項第3号)を指す。端的に「自転車の交通を前提とした幅の広い歩道」とも説明される〔道路行政研究会編集『道路行政』平成18年版、全国道路利用者会議、2007年、555ページ〕。自転車と歩行者が道路空間をこのように共有する形態は、日本独自のものである〔自転車道路協会編『自転車歩行者道等調査研究報告書』自転車道路協会、1985年〕。厳密には別の概念だが、自転車通行可の歩道などとして知られる。関係官庁や地方自治体、専門家、関係者などの間では、自歩道と略称することが多い。本項では自転車通行可の歩道についても扱い、自転車歩行者道と自転車通行可の歩道を区別しない場合「自歩道」と呼ぶ。 道路法の自転車歩行者専用道路は、自転車通行可の歩道と同じく「自転車及び歩行者専用(325の3)」の道路標識が設置されるが、独立した専用道路であり、道路の部分として車道に併設される自転車歩行者道・自転車通行可の歩道とは別のものである。 == 概要 == 自転車歩行者道は、「及び歩行者」という文言が加えられていることを除いて、定義が道路構造令の自転車道と同じである。また「自転車道の整備等に関する法律」における自転車道の定義に含められている。しかし道路交通法とその関係法令では、この用語は使われず、歩道として扱われ、実態としても一般の歩道と顕著な違いがない場合が多い。 一般に道路管理者が設置・改築した自転車歩行者道について、交通管理者(公安委員会)が道路交通法第63条の4第1項第1号の道路標識等〔道路標識以外に道路標示「普通自転車歩道通行可(114の2)」がある。〕により「普通自転車が歩道を通行することができることとする」指定(交通規制)を行う形をとる。「普通自転車歩道通行可」の指定は、自転車歩行者道として設計されたことを要件とはしないため、自転車歩行者道ではない既存の歩道に「普通自転車歩道通行可」の指定が行われることがある。逆に自転車歩行者道が「自転車通行可」とならない場合もあり得る〔自転車道路協会編『自転車歩行者道等調査研究報告書』自転車道路協会、1985年〕。 しかし利用者にとって「自転車及び歩行者専用」の道路標識等の設置された歩道が自転車歩行者道として設計されたものか否かを判別することは困難であり、その違いが利用実態になんら影響を与えないことから、自転車歩行者道と自転車通行可の歩道は特に区別されない場合が多い。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「自転車歩行者道」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|