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大岡川(おおおかがわ)は、徳島県徳島市の川で、吉野川水系に属す助任川の支流である。 別名興源寺川〔徳島市「準用河川 大岡川」興源寺前掲示〕(こうげんじがわ)。あるいは、中流にある水門より上流を興源寺川、下流を大岡川と呼ぶ〔平成10年第 3回定例会-09月07日-12号 34番(佐野修君) P.756 〕。 == 地理 == 徳島市中心街の北方、吉野川と、南へ分流した新町川からさらに分流した助任川との間の興源寺付近に水源がある。東進したのち「つ」の字を描くように向きを変える。南東へ流れる助任川に、東から合流する。 この寺が「興源寺川」の名の由来である。なお「大岡」は助任本町のうち興源寺川(助任小橋)より北(現 5~7丁目)の古い地名だが、現在もっぱら「大岡川」と呼ばれる下流とは近くない。 全域が徳島市で、通過する地区と町は * 左岸: 渭北地区(下助任町・助任本町・東吉野町)・渭東地区(住吉) * 右岸: 渭北地区(下助任町・助任本町・助任橋・北常三島町・中常三島町・南常三島町) である。 源流は下助任町2丁目、春日神社前の道路の向かいにある。道の側溝を兼ねた暗渠が南から繋がっているが、古地図にはこの流れはなく〔河野幸夫『徳島 城と町まちの歴史』1982年 聚海書院〕〔内町まちづくり協議会・徳島市内町公民館『写真で見る内町再発見 ひょうたん島今昔』2009年〕、本来の興源寺川の一部ではないと思われる。 源流からは、左岸(北・下助任町)に興源寺を臨んで東進する(現在は興源寺境内より西まで上流が伸びている)。この付近は川幅の狭い3面コンクリート川である。助任小橋を越えたあと北東に向きを変え、興源寺川橋からは川幅を増し茅原を流れる(写真上参照)。南東、東と向きを変え、右岸(南・北常三島町)に徳島大学総合運動場・左岸(北・東吉野町)に大岡川排水機場を臨む水門に達する。 水門から上流が興源寺川、下流が大岡川とされる。「興源寺川が大岡川へ合流する」と表現されることもあるが〔、興源寺川とは別の「大岡川の上流」は存在せず、水門ができる前の古地図では一本の流れである。 水門のすぐ先で直角に曲がり南へ流れ、石垣に囲まれた幅広い川となる(写真下参照)。大岡川橋より下流の左岸(南東・住吉)には遊歩道があり、神明橋より下流は板敷きの松並木道になっている。助任川に合流する合流点右岸(北・南常三島町)には徳島大学常三島キャンパスがある。 興源寺川部分は渭北地区を流れているが、大岡川部分は右岸(北西)の渭東地区と左岸(南東)の渭東地区との境をなす。 数本の支流があり、助任小橋のすぐ下流で南西から右岸へ、渭北橋の下で北から左岸へ、小川が合流する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「大岡川 (徳島県)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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