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舌形動物(ぜっけいどうぶつ、学名:Pentastoma もしくは Linguatulida、)は、爬虫類や哺乳類の肺や鼻腔に寄生する動物。五口動物ともいう。側節足動物としてまとめられたり、舌形動物門として独立の動物門とされる場合もあるが、近年、節足動物に含まれるとの見方も出ている。 通常、脊椎動物にのみ寄生する。学名のPentastoma(pente=5+stoma=口)は、頭部にある口と鉤を「5個の口」とみて名付けられたもの。日本語でシタムシという。 == 特徴 == === 外部形態 === 体長は1-15cm。形態は蠕虫型。あるいは舌型。体色は白か黄色で、透明なものが多い。鈎は褐色ないし金色。 頭胸部には先端に口があり、口の後方の左右に2対の鉤を持つ。ケファロバエナ目のものが原始的特徴を持つとされ、その仲間では、口も鉤も頭胸部から少し突き出した突起の上にある。先端に鈎を持つ突起は肢と呼ばれ、関節はないが伸縮性はある。それらは頭胸部の側面に突き出し、明らかに前後に2対が並ぶのがわかる。それに合わせて頭胸部には、不明瞭ながら3節がある。 胴部には細長く、多くの体節があるが、付属肢はない。肛門はその後端に、生殖孔は雌雄ともに腹部の前端に開く。ポロケファルス目では、頭胸部の鈎は直接に頭胸部の腹面にあり、口の左右にほぼ一列に並ぶ。これは、内側の対が前の、外側の対は後ろのものに相当する。また、生殖孔は雄では腹部前端、雌では腹部後方、ないし後端に開く。腹部は細長く、肺寄生のものでは円筒形、鼻腔に寄生するものでは腹背に扁平な傾向がある。腹部は多数の体節に分かれ、少ないものでは20未満、多いものでは100を超える。その数は種の特徴として扱われている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「舌形動物」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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