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『舞姫 テレプシコーラ』(テレプシコーラ)は、山岸凉子による日本の漫画。 雑誌『ダ・ヴィンチ』(メディアファクトリー)にて、2000年11月号から2006年11月号まで第1部が連載され、2007年、第11回手塚治虫文化賞マンガ大賞を受賞した。その後、準備期間と『ヴィリ』の短期連載を経て、2007年12月号より第2部が開始された。第1部は全10巻、第2部は全5巻。 == あらすじ == バレエという夢舞台の裏側の、少年少女達の厳しすぎる現実をもえぐり出した物語である。六花は第1部完の時点で13歳の私立S中学2年生、第2部開始の時点で16歳になったばかりのS高校1年生という設定。 ; 第1部 : 埼玉県のベッドタウンで暮らす小学校5年生の篠原六花。彼女はひとつ上の姉である千花と、自宅にてバレエ教室を営む母のもとで、バレエを習う少女である。おっとりした性格の六花は、優秀で明確な意思を持ってプロバレリーナを目指す姉の千花と比べられながらも、ただ踊るのが好きでのんびりとバレエをやっていた。 : 夏休み明けの新学期。奇妙な転校生の須藤空美が現れる。醜い外見からは想像もつかないが、彼女のアンドゥオールの足や180度に開く脚を見た六花には、彼女はバレエをやっているとしか思えなかった。その頃六花はバレエダンサーとしては致命的ともいえる自分の身体的欠陥を知らされる。一時はバレエを止める決意までしたが、空美の踊る姿を見て再びバレエへの気持ちを取り戻すのだった。 : 千花と共に埼玉バレエコンクールに出場した六花は、予選通過の実績が認められ東京の貝塚バレエ本部のエリートクラスに加わり、新しい先生達とも出会う。千花はバレエ団本公演『くるみ割り人形』のクララ役に抜擢され、華々しいデビューを飾るが、舞台上のアクシデントで重傷を負い、幾度もの手術と先の見えないリハビリを強いられ追い詰められていく。プロバレリーナを目指す最後の望みを託した靭帯生体移植手術でも完全回復せず、絶望する。さらには、千花の小学生時代から仄めかされていたいじめ問題が篠原家を翻弄する。 : 中学生になった六花は振付に興味を持つようになる。彼女のコリオグラファー(振付家)としての天分を見抜いた富樫により、六花は本公演のクララ役に抜擢され、重圧に翻弄されながらもクララを見事に踊りきり、その経験を自らの力とした。果たして彼女は一流になることができるのか。バレエに対する情熱と自分自身に対する不安。バレエダンサーを目指す者特有の壁が立ちはだかる。 ; 第2部 : 六花は高校1年生になり、ローザンヌのビデオ審査を通過し、同じく審査を通過した茜や他の参加者共々成田空港に集っていた。六花は前年秋のユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)日本予選でもシニア3位、決選出場権を獲得するまでになっていた。 : 千花の夢と共にローザンヌに挑戦すると決意した六花。ところが、雪によるフライト欠航の影響で一行は予定を大幅に遅れ前日深夜に何とかローザンヌ入り。そして翌朝、ローザンヌ・コンクールが始まった。コンテンポラリー重視・男性ダンサー優先の評価基準や、レッスン審査で突然即興演技を命じられるなど、以前とは様変わりしたコンクールに戸惑う参加者達。ずば抜けた身体能力と超絶技巧を持つ少女・ローラの登場。クラシックに絶対の自信を持っていた参加者のほとんどが準決選で落選するという大波乱。そして決選の審査結果は誰もが驚く意外なものだった。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「舞姫 テレプシコーラ」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Terpsichora 」があります。 スポンサード リンク
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