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江凱型フリゲート(じゃんかいがたフリゲート、PLAN frigate Jiangkai class)は、中国人民解放軍海軍が江衛型および江滬型の後継艦として開発した次世代汎用フリゲートである。江滬型科からは設計・装備が刷新されており、全規模開発試作としての意味をもつ江凱I型(054型)と、その成果を反映した量産型である江凱II型(054A型)に分けられる。 中国側の制式名称は054型导弹护卫舰(054型ミサイルコルベット)であるが、NATOコードネームではJiangkai classと分類され、自衛隊ではカタカナでジャンカイ級と表記している〔12/23[公表]中国海軍艦艇の動向について 〕。本項目では江凱型に統一する。 == 概要 == 本型は、ステルス性を考慮した新設計の艦体に、西側諸国やロシアのテクノロジーを導入した兵装を搭載している。対空・対潜・対水上にバランスの取れた兵装を備えており、またそれらの武器とレーダーやソナーなどのセンサー類は、フランスのテクノロジーに基づく国産の戦術情報処理装置を中核として連結され、高度にシステム化されている。その武装のレベルは従来の中国海軍のフリゲートと比較してきわめて高く、とくに江凱II型(054A型)は、中国海軍のフリゲートとしてははじめて艦隊防空能力を有するまでに至っている。また、1世代前の江衛型フリゲートと比べて1,000トン以上大型化しており、航洋性も大きく向上した。 江凱型のうち、とくに量産型の江凱II型(054A型)は、中射程艦対空ミサイルによる艦隊防空能力を有し、旧来の駆逐艦をも上回る大きさとなるなど、従来のフリゲートの枠を超えた戦闘艦であるため、中国側ではミサイル艇(ミサイルコルベット)に分類している。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「江凱型フリゲート」の詳細全文を読む 英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Type 054 frigate 」があります。 スポンサード リンク
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