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東京都立航空工業高等専門学校(とうきょうとりつ こうくうこうぎょうこうとうせんもんがっこう)は、かつて東京都荒川区南千住に存在した公立高等専門学校。設置者は公立大学法人首都大学東京であった。 英語表記はTokyo Metropolitan College of Aeronautical Engineering(略称 TMCAE)である。学生や近隣住民からは、「航空高専」、「航専」等と呼ばれていた。 2006年度に東京都立工業高等専門学校と統合され、新たに東京都立産業技術高等専門学校が誕生したことで、都立航空高専は2010年3月に閉校した。 == 概要 == * 全国60数校ある高専の中で、唯一、航空工学科が設置されていた。 * 航空高専では現在、水上飛行機(産学連携)や人工衛星(KKS-1)などの研究開発/設計製作が行われている。 * アイデア対決・全国高等専門学校ロボットコンテスト(ロボコン)の全国大会にて優勝・ロボコン大賞受賞経験がある。 * 鳥人間コンテスト選手権大会で3位入賞経験がある。 * 2006年度から東京都立工業高等専門学校と統合し新たに東京都立産業技術高等専門学校を設立、専攻科を設置した。同年度に開学した、公立大学法人首都大学東京設置の産業技術大学院大学と連携し、高専から専門職大学院に至る、全国初の9年間一貫のものづくり教育を目指している。また、2008年度から運営を東京都から公立大学法人首都大学東京に移管した。なお、航空高専は、本科学生の卒業を待って、平成21年度末(2010年3月31日)に閉校した。 * 白鬚西地区市街地再開発事業の区域内にあるため、学校としては珍しく都市施設として都市計画決定されている。都市計画事業名は「東京都市計画学校第1号都立航空工業高等専門学校」である。 * 五十嵐貴久の小説、2005年のロケットボーイズのモデルになっている。また、テレビドラマ版では監修及び撮影協力を行った。 * 里好のマンガ、トランジスタ・ティーセット〜電気街路図〜では主人公が通う南千住にある東電高専のモデルになっている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「東京都立航空工業高等専門学校」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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