|
(n) outboard motor =========================== ・ 船 : [ふね] 【名詞】 1. ship 2. boat 3. watercraft 4. shipping 5. vessel 6. steamship ・ 船外 : [せんがい] 1. (adj-no) outboard 2. extra-vehicular ・ 船外機 : [せんがいき] (n) outboard motor ・ 外 : [そと, ほか, げ, がい] 【名詞】 1. other place 2. the rest ・ 機 : [き, はた] (n) loom
船外機(せんがいき)とは船舶の推進システムである。 アウトボードドライブとも呼ばれることもあり、日系企業の世界シェアをみればヤマハ発動機が40%でありスズキが15%であり本田技研が6%で〔〕ある。 船内機のようなエンジンやドライブのスペースが不要となるほか、船体のゆがみに起因するプロペラシャフトのトラブルの心配も無い。 多くは単機での装着となるが、より速さを求める場合、船体重量が重い場合などは連装する場合もある。 == 概要 == 船外機は一般的に上部のエンジンとその補機、ギア、クラッチ、伝動シャフトなどの動力伝達系、スクリュー等が一体となった船舶の推進ユニットである。船舶の後部に取り付けることで推進器となるとともに、多くの場合船外機自体を水平方向に回動させることで舵の役目も担う。また、浅瀬等では障害物を避けるために跳ね上げ(チルト)られるようになっている。 多くはスクリュープロペラで推進力を得るが、一部にポンプユニットを装備したウォータージェット推進仕様のものがあり、国内より輸出されている。ウォータージェット推進仕様の国内販売は2009年12月現在存在していないが、スクリュープロペラ仕様の船外機をウォータージェット推進仕様に改造する部品が株式会社石垣より販売されている。また、バス釣りなどで用いられるトローリングモーター(電動で小型のもの)も船外機の一種である。 エンジンはコンパクトで高出力な2ストローク ガソリンエンジンが用いられていたが、排出ガスに含まれるオイルによる水質汚濁が避けられず、炭化水素の排出も多いことから、排出ガスのよりきれいな4ストロークガソリンエンジンに転換しつつある。 (中小型用の船舶用エンジンの大半はインボード・アウトボード問わず冷却用に吸水した海水を排気管から排出するため排水に排出ガスの成分が混ざってしまう。2ストロークガソリンエンジンでも生分解性のオイルを用いることで改善は可能。) 特殊な例としては、ヤンマーが製造している4ストロークディーゼルエンジン、ヤマト発動機が製造している競艇用2ストロークガソリンエンジンを使用しているものがある。 シリンダー配置は、単気筒をはじめ、直列型(インライン)は2から4気筒、V型では、4気筒と6気筒が一般的であるが、大型モデルの中にはV型8気筒のモデルも存在する。一般的にクランクシャフトを垂直に配したエンジン(バーチカルクランクシャフトエンジン)が用いられる。 冷却水は船舶が航行している場所の水を直接吸入し、エンジン等を直接冷却し、使用後排出される。ポンプによって連続的に吸入・排出が行なわれ、閉域循環しない。このことはラジエターおよび冷却ファンを不要とし、重量とコストを陸上のエンジンよりも下げることに寄与する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「船外機」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|