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船浮(ふなうき)は、沖縄県八重山郡竹富町の西表島南西部にある地区の地名。舟浮と表記される場合もある〔国土地理院発行2万5千分の1地形図での図名及び地名表記は舟浮である。2万5千分の1地形図『舟浮』 〕。 現在、小字としての「船浮」という地名は廃止されており、西表島西部のいくつかの地域と併せて「沖縄県八重山郡竹富町字西表」の一部となっている。 == 概要 == 西表島の西部、船浮湾に面した人口約40人の集落を中心とする地域である。島外への定期船が就航している上原や大原との間に道路は存在せず、沖縄県道215号線の西端である白浜港との間を結ぶ船浮海運の連絡船が事実上、唯一の交通手段となっている。西表島外からは石垣港発着の日帰りツアー(内離島・西表炭坑跡とのセット)で訪れることが可能。 16世紀の後半には既に集落が形成されており、琉球王国時代は祖納に置かれた番所の監督下に属していた。太平洋戦争に際し、日本軍が船浮臨時要塞を設置した場所であり、現在も防空壕や弾薬庫の遺構が残っている。 地元住民の反対活動を押し切って2004年に上原で大型リゾートホテル・西表サンクチュアリーリゾートニラカナイを建設・開業したユニマットグループが船浮一帯の土地を約15ヘクタールにわたって購入したことが明らかになっているが、国土利用計画で森林に区分されている土地であることから竹富町役場では「開発は難しい。リゾート実現の可能性は低いだろう」としている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「船浮」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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