翻訳と辞書
Words near each other
・ 船舶漏油事故防止推進週間
・ 船舶無線
・ 船舶用インクライン
・ 船舶登記
・ 船舶登録
・ 船舶登録証
・ 船舶職員及び小型船舶操縦者法
・ 船舶職員養成施設
・ 船舶自動識別装置
・ 船舶衛生管理者
船舶解体
・ 船舶警戒部
・ 船舶護衛分遣隊
・ 船舶連絡列車
・ 船舶運営会
・ 船舶防護分遣隊
・ 船舶電話
・ 船艙
・ 船荷
・ 船荷信仰


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

船舶解体 : ミニ英和和英辞書
船舶解体[せんぱくかいたい]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ふね]
 【名詞】 1. ship 2. boat 3. watercraft 4. shipping 5. vessel 6. steamship 
船舶 : [せんぱく]
 【名詞】 1. ship 
解体 : [かいたい]
  1. (n,vs) dismantling 

船舶解体 : ウィキペディア日本語版
船舶解体[せんぱくかいたい]

船舶解体(せんぱくかいたい)とは、船舶をスクラップや再利用できる部品などに、解体することである。
廃船の処分方法には、造船所や砂浜などでの解体のほかには、海底に沈め人工魚礁にするなどの方法も過去にはあったが現在は環境汚染のも観点から行われていない。また、川や海上に浮かべ、倉庫や浮きドックや監獄、あるいは新兵収容艦などとして利用した時代もあった。
== 歴史 ==
船舶解体は、ヨーロッパの帆船時代には造船などと同じく河岸などにある製材所で行われ、20世紀の終わりまでは先進国、とりわけ日本造船所などで行われていた。第二次世界大戦後、日本では大規模な造船ラッシュになったこともあり、各国で不要になった戦時中の軍艦などが数多く持ち込まれ、解体された。特に、アメリカからアルゼンチンやチリなどへ輸出された旧式戦艦の多くは、日本で解体された。皮肉なことに、大艦巨砲主義時代の戦艦のうちかなりの数が戦後の日本で解体され、最後を迎えていった。
20世紀の終わり以降は、事情が変わっている。船舶の多くは、日本・香港台湾などの造船所に代わって、インドグジャラート州・アラン(Alang)や、バングラデシュチッタゴンなどの発展途上国の遠浅で干満差の大きな砂浜で手作業で解体されている。船主は解体に伴うコストを軽減・忌避するため、複雑な船籍変更を行い、元の所有者を追跡困難にした状態で船をこれらの国に輸出し、現地では無数の未熟練労働者が、ガストーチやハンマーなど簡単な道具を使い、人海戦術で解体がおこなわれている。現地の解体業者は、解体した船の残骸をスクラップとして売却している。現地では重要な資源となっており、バングラデシュでは鋼材供給の80%が船舶の廃材による。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「船舶解体」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.