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『図書館戦争』(としょかんせんそう)シリーズは、有川浩の小説。イラストは徒花スクモ。2008年、第39回星雲賞日本長編作品部門受賞。 シリーズは『図書館戦争』(2006年2月)、『図書館内乱』(としょかんないらん)(2006年9月)、『図書館危機』(としょかんきき)(2007年2月)、『図書館革命』(としょかんかくめい)(2007年11月)の全4巻で構成される。単行本はアスキー・メディアワークスから出版され、角川文庫版が発刊されている。ここでは、スピンオフ小説をはじめとする派生作品の一部(漫画、テレビアニメ、劇場アニメ)についても扱う。実写化作品については図書館戦争 (実写作品)を参照。 架空の法律が社会に重大な影響を与えていることから、パラレルワールドやディストピアの世界を描いたSF小説にも分類されるが、主人公の成長と恋愛模様を描いた恋愛小説の要素も多分に含まれている。 == 概要 == 本編シリーズ全4巻と外伝シリーズ『別冊 図書館戦争』全2巻からなる。シリーズ第1作目である『図書館戦争』は、「『本の雑誌』が選ぶ2006年上半期エンターテイメント」第1位、2007年本屋大賞第5位に入賞し、シリーズとしては2008年に第39回星雲賞日本長編作品部門を受賞。アニメ版が第40回星雲賞メディア部門の参考候補作となった。累計発行部数は2015年10月時点で600万部を突破している。 メディア展開も多岐に渡り、漫画版が『LaLa』2007年11月号から弓きいろによって、『月刊コミック電撃大王』でも2008年1月号からふる鳥弥生によって連載された。2008年4月から、Production I.G制作のテレビアニメ版がフジテレビのノイタミナ枠で放送されると共に、同月からアニメキャストが出演するWEBラジオを配信。2012年6月に続編となるアニメーション映画が公開されたほか、2013年4月に実写映画が公開され、その続編映画とテレビドラマが2015年10月に公開された。 本シリーズ第5作目である『別冊 図書館戦争I』は、文芸誌『ダ・ヴィンチ』2009年1月号における「ダ・ヴィンチ BOOK OF THE YEAR 2008」恋愛小説部門で、第1位に入賞した。さらに、同誌2009年5月号の「有川浩徹底特集」における「有川ワールドなんでもランキング」の「好きな作品BEST10」では、第1位の『図書館戦争』をはじめ、第3位に『別冊 図書館戦争I』、第5位に『図書館革命』、第8位に『別冊 図書館戦争II』がそれぞれランクインしている。 2011年に、角川文庫からDVD封入特典の短編5編と書き下ろし1編を収録した各シリーズの文庫本が発売された。 また、2015年には実写映画2作目の公開記念に書き下ろし小説1編を手掛けている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「図書館戦争」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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