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良文貝塚 : ミニ英和和英辞書
良文貝塚[よしぶみかいづか]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [りょう]
 【名詞】 1. good 
: [ぶん]
 【名詞】 1. sentence 
: [かい]
 【名詞】 1. shell 2. shellfish 
貝塚 : [かいづか]
 【名詞】 1. shell heap 2. shell mound 3. kitchen midden
: [つか]
 【名詞】 1. mound 

良文貝塚 : ウィキペディア日本語版
良文貝塚[よしぶみかいづか]

良文貝塚(よしぶみかいづか)とは、千葉県香取市貝塚に所在する縄文時代後期の貝塚。国の史跡に指定されている。
== 概要 ==
利根川下流域で最大規模の貝塚で、標高約40メートルの下総台地に立地し、東西約250メートル、南北約100メートルの範囲に字海ノ内・羽ノ内・台畑・榎谷などの地域の大小9箇所に分布する貝塚群の総称である。1930年昭和5年)2月国の史跡に指定された。なお、「良文」とはこの地区の市町村合併以前の旧村名である。
1929年(昭和4年)大山史前学研究所により発掘調査され、縄文時代後期前葉から中葉にかけての土器をはじめ、土偶・鹿角製尖頭器などの遺物が発見された。貝層は約30〜120センチメートルの厚さでハマグリが最も多く、シオフキ、オキシジミ、アカニシが次ぎ、カガミガイ、サルボウ、ツメタガイなどである。
出土した有機体遺物ハマグリアサリ、オキシジミを中心とする貝類、アカエイ、サメやスズキ、クロタイ、フグ類などの類、サルイノシシ、ニホンジカがおおく、イヌ、イルカクジラなどの哺乳類などの骨で、厚さ3メートルを超す貝層も見られる。また、香炉型顔面付土器〔高さ16センチメートル、下ぶくれの胴に台がつき、胴の上に顔面が表され、耳の後に一対の吊り手がついている。〕は国内でも類例が少ない、稀少なものである。土器は縄文時代中期前葉のものが少し、後期堀之内式、賀曽利B式土器が主体で、堀之内II式が土器が多い。そのほか、掻器、砥石、骨製ヤス、貝輪などが出土している。
貝塚が標高40メートルの台地に群集していることから、当時の気候は現在よりも温暖で海水面が高かったと考えられている(縄文海進)。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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