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色荷 : ミニ英和和英辞書
色荷[いろに]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しきさい, いろ]
 【名詞】 1. (1) colour 2. color 3. (2) sensuality 4. lust 
: [に]
 【名詞】 1. load 2. baggage 3. cargo 

色荷 : ウィキペディア日本語版
色荷[いろに]

カラーチャージ()は、強い相互作用を記述する量子色力学に関連するチャージである。
色荷(しきか)、或いは単にカラーとも呼ばれる。
強い相互作用を受けるクォークと強い相互作用を媒介するグルーオンがカラーを持つ。
== 概要 ==
クォーク間に働く強い相互作用を記述する量子色力学はゲージ群 SU(3)c に基づくヤン=ミルズ理論である。
このゲージ群の表現がカラーチャージである。
クォークは SU(3)c の3次元の基本表現であり、象徴的に光の三原色と対応付けられている。クォークの反粒子である反クォークはクォークと逆の性質をもち、それぞれの補色(反赤、反青、反緑)と対応付けられる。
もちろんこれを「カラー」と称するのは SU(3) の表現論の特徴と光の三原色の性質との連想による命名であり、現実に存在する色とは全く関係無い〔現実に存在する色は、ヒトという器官で感知できる可視光線の波長に由来する。原色が3であるのは、ヒトの目の網膜錐体細胞が3タイプ存在する事に由来するのであり、純粋な物理学上の法則に由来する訳ではない。〕。
電荷の場合は+と-が引き合って安定となるが、カラーは赤、青、緑の3色の混色、もしくは補色との混色で白色となったときに安定になる。クォークから構成されるハドロンは、色荷がかならず無色になっている。これをカラーの閉じ込めという。
クォーク3つで構成されるバリオンは赤、青、緑の3色の混色に、クォークと反クォークで構成されるメソンは色と補色の混色に対応している。
ハドロンの内部構造として1964年にゲルマンによってクォークモデルが提唱されたが、オメガ粒子は3つのストレンジクォークから構成され、パウリの排他原理からこの状態は存在しない。これを回避する為にクォークの新たな自由度としてカラーが導入された。
パイ中間子の崩壊の実験や、ドレル比を説明する為にはカラーの自由度は3となる。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「色荷」の詳細全文を読む




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