翻訳と辞書
Words near each other
・ 色部清長
・ 色部照長
・ 色部長実
・ 色部長真
・ 色部長門
・ 色部顕長
・ 色里
・ 色金山歴史公園
・ 色鉛筆
・ 色錯誤、色分散
色鍋島
・ 色革命
・ 色飛び
・ 色香
・ 色香 (ストリッパー)
・ 色鬼
・ 色魔
・ 色麻村
・ 色麻町
・ 色黒


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

色鍋島 : ミニ英和和英辞書
色鍋島[しきさい, いろ]
=====================================
〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [しきさい, いろ]
 【名詞】 1. (1) colour 2. color 3. (2) sensuality 4. lust 
: [なべ]
  1. (n,n-suf) saucepan 2. pot 
: [しま]
 【名詞】 1. island 

色鍋島 ( リダイレクト:鍋島焼 ) : ウィキペディア日本語版
鍋島焼[なべしまやき]

鍋島焼(なべしまやき)は、17世紀から19世紀にかけて、佐賀藩鍋島藩)において藩直営ので製造された高級磁器である。佐賀藩の支配下にあった肥前国有田・伊万里(佐賀県有田町、同県伊万里市)は日本における磁器の代表的な産地として知られるが、その中で大川内山(おおかわちやま、佐賀県伊万里市南部)にあった藩直営の窯では藩主の所用品や将軍家・諸大名への贈答品などの高級品をもっぱら焼造していた。これを近代以降「鍋島焼」または単に「鍋島」と呼んだ(伊万里焼の一様式と位置付け、「鍋島様式」と呼称する場合もある)。鍋島焼の伝統は1871年明治4年)の廃藩置県でいったん途絶えたが、その技法は今泉今右衛門家によって近代工芸として復興され、21世紀に至っている。
== 歴史 ==

=== 前史 ===
肥前国の有田・伊万里(佐賀県有田町、同県伊万里市)は日本の代表的な磁器生産地として知られる。陶磁器生産の先進地である中国では代末期には磁器が創始され、代以降は景徳鎮を中心にさまざまな磁器が生産されていたが、日本では長らく陶器や無釉の焼き締め陶が主流であり、磁器の生産が始まったのはようやく17世紀初頭のことであった。文禄・慶長の役に際し、豊臣秀吉や諸大名に当時の朝鮮から多数の陶工が日本(九州)へ同行し、彼らの技術がもとになって近世初期、九州各地に陶磁器産地が生まれた。高取焼上野焼(あがのやき)、唐津焼などはいずれも朝鮮から渡来した陶工によって創始されたと伝えている。有田および周辺地域の窯で製造され、伊万里の港から出荷された伊万里焼も同様に朝鮮渡来の陶工の伝えた技術をもとに創始された。伝承では1616年(元和元年)、朝鮮出身の陶工・李参平が有田の泉山で白磁鉱を発見し、天狗谷窯で磁器の生産が行われるようになったという。窯跡の発掘調査の結果からは、最初に磁器が焼かれたのは天狗谷窯ではなく有田西部の窯であったことが明らかになっているが、いずれにしても、この時期(1610年代)、肥前国において日本の磁器生産が始まったということは定説となっている。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「鍋島焼」の詳細全文を読む




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.