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芋川用水(いもがわようすい)は、長野県信濃町戸草地籍の鳥居川から取水し、飯綱町の大字芋川(当時:芋川村)から大字赤塩(当時:赤塩村)の斑尾川に合流するまでの29kmを流れる農業用水路である。開削から400年、いまも同地区の水田を潤している。 == 歴史 == === 事業の開始 === 平安時代、芋川には、芋川氏の荘園が成立し、斑尾川の水源により稲作が行われていた。しかし、室町時代から江戸時代初期、米の需要の増加から水田の開発が必要が高まり、水源を鳥居川に求めた新たな用水の開削事業が必要となった。 事業開始当初、現在の長野市篠ノ井塩崎の清水戸右衛門(しみずとうえもん)が携わり、大字芋川の中村大樋までの21kmが開通した。その後、飯山藩の野田喜左衛門(のだきざえもん)が事業を引き継ぎ、大字東柏原までの8kmが掘り継がれた。 開削年は諸説あり、江戸幕府開府と同じ1603年とする説が現在では有力である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「芋川用水」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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