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『花咲くアーモンドの木の枝』(はなさくアーモンドのきのえだ)は、フィンセント・ファン・ゴッホが1890年に制作した油絵。 ゴッホが南フランス・サン=レミ=ド=プロヴァンスの精神病院で療養していた時、パリに住んでいた弟テオドルス・ファン・ゴッホ(テオ)に男の子(フィンセント・ウィレム・ファン・ゴッホ)が生まれたのを祝って制作した作品である。 == 制作 == 1890年1月31日、テオと妻ヨハンナ・ファン・ゴッホ=ボンゲル(ヨー)との間に、長男が生まれると、テオは、兄に、手紙でそのことを知らせ、名前をフィンセントにしようと思っていることを伝えた。ゴッホは、折り返し、「今日、吉報を受け取って、言葉で表せないほど嬉しい」という手紙を送っている〔二見 (2010: 258)。〕。 ゴッホは、2月19日に母に宛てて書いた手紙の中で、「その子のためにすぐ青い空を背景に白い花をつけたアーモンドの木の枝の絵を描き始めました」と報告している〔二見 (2010: 260)。〕〔フィンセントより母アンナ宛書簡855 (1890年6月5日、サン=レミ、CL: 627)。〕。 3月17日頃テオに宛てて書いた手紙の中では、「花咲く木の枝のキャンバス」が会心の作であることを伝えている〔フィンセントよりテオ宛書簡857 (1890年3月17日頃、サン=レミ、CL: 628)。〕。 ゴッホは、4月29日、この絵を他の絵とともにテオに送り、テオは、5月3日の手紙で、兄に、絵が届いたことを伝えている〔テオよりフィンセント宛書簡867 (1890年5月3日、パリ、CL: T33)。〕。 ゴッホは、テオとヨーの寝室にこの絵を掛けてほしいと思っていたが、2人は、リビングのピアノの上に飾ることとした〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「花咲くアーモンドの木の枝」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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