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花守りの家 : ミニ英和和英辞書
花守りの家[はなもりのいえ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [はな]
 【名詞】 1. flower 2. petal 
花守 : [はなもり]
 (n) one who guards flowers
: [もり]
 【名詞】 1. nursemaid 2. baby-sitting 
守り : [まもり]
 【名詞】 1. protection 2. defense 3. defence 4. safeguard 5. charm 6. talisman 
: [いえ, け]
  1. (suf) house 2. family 

花守りの家 : ウィキペディア日本語版
花守りの家[はなもりのいえ]
『花守りの家』(はなもりのいえ)は、深沢かすみによる日本の漫画作品。オフィスユー(office YOU)にて連載されていた。

== あらすじ ==
: 大地主「コト」を尊敬しながら生きる人々が暮らす小さな村に主人公・未散(みちる)は暮らしていた。
: ある日、大地主が住む・小堀家に、その親族の父を持つが、両親が亡くなったため、母親の実家に預けられていた美少女・綾乃(あやの)が戻ってくる。
: 綾乃は、未散の愛する者を奪い、自分を傷つける者に容赦ない制裁を下す悪女であった。
: 未散は、綾乃の夫・行秀との不倫で妊娠した罪で、綾乃から毒牙を向けられるが、無事に娘を産み「花恵(かえ)」と名付ける。
: ある日、綾乃は数々の悪事で村を追われ失踪。
: その後、しばらくしてコトが亡くなり、未散は幼馴染で夫・和馬と娘・花恵とともに上京する。
: しかし花恵が成長するにつれ、綾乃の面影が出てきたことで、未散は娘と向き合えずに苦戦する。
== 登場人物 ==
; 未散(みちる)
: 下作人の娘。
: 綾乃とは、異母姉妹である。
: 実の父は、小堀家の直系である。
: 役場で働いていた時に美青年・行秀と出会い交際するが、綾乃に奪われ、結婚されてしまう。
: 行秀の子を妊娠した事で、綾乃から毒牙が向けられ、彼女を恐れるようになる。
: 幼馴染の和馬と結婚し、「花恵(かえ)」を産む。
: コトの死後、和馬と花恵とともに上京。
: 花恵が成長するにつれて、綾乃の面影が出てきたため、娘と向き合えなくなってしまう。
; 小堀綾乃(こほりあやの)【衣子(きぬこ)】
: 父親が小堀家の親族で、未散の2つ下の妹である。
: 両親の死後、母親の実家に預けられていたが、母方の祖母が亡くなったため、村に戻ってきた。
: 普段は歪んだ性格を隠し、温厚な態度で村人と接している。
: ある日、不倫した夫・行秀を殺害。不倫相手の未散を破滅へと導くことを企む。
: 清春に行秀殺害とコト殺害未遂の罪をかぶせた。
: また経営資金を調達のために村に来た親戚(母親の兄の娘)を使用人・市造に殺害させた。
: その挙句、コトにより牢に閉じ込められてしまう。 どうにか市造の手で脱獄できたが、腹を市造に刺され負傷した。
: 脱獄後、村を追われ市造とともに入水するが、一命を取り留める。
: 村から離れ、しばらく市造とともに貧しい生活をしていたが、嫌気がさし再び入水した。一命を取り留めるが、記憶喪失になってしまう。
: その時、篠宮冬樹と出会う。綾乃が冬樹の妹「衣子(きぬこ)」と瓜二つであった為、「衣子」の代わりになる。
: ある日花恵と出会い、彼女を気に入り、手に入れようとする。
;コト
: 小さな村の大地主であり、高齢の老婆。
: 普段は、屋敷の中に閉じこもっている。
: 若い頃、日照りが続いた村のために自ら人柱になったが、無事生きていた。その上雨が降ったので、村人から崇められるようになった。
: 綾乃に毒を飲まされるが、生還した。
: 綾乃失踪後、しばらくして亡くなる。
: 未散と綾乃が異母姉妹であることを知っている数少ない人物。
;青木和馬(あおきかずま)
: 未散の幼馴染。
: 不倫相手の子を妊娠した未散を匿い、後に未散と結婚した。
: 血の繋がりがない未散の子・花恵を本当の娘のように大切にしている。
: 上京後は、働きながら夜学で建築設計を学び、会社を設立。
;清春(きよはる)
: 未散と和馬の幼馴染。医者の孫で、後に村の医者になる。
: 綾乃に片思いしている。
: 綾乃の策略で彼女の罪を被り、村から離れた。
: 綾乃失踪後、村に戻り、別の女性と結婚した。
;行秀(ゆきひで)
: 村の役場で未散と出会い、交際していた美青年だが、綾乃と結婚する。
: 結婚後、未散と不倫していたが、綾乃に殺害されてしまう。
: 村では、病死したことになっている。
;市造(いちぞう)【音弥(おとや)】
: 綾乃の母親の実家の使用人で、口数が少ない大男。
: 主人の親族であった綾乃からキャラメルをもらったことがきっかけで、彼女とよく遊んでいた。
: 綾乃が父親の実家へ戻った後は、不通であったが、数年後大人になった彼女と再会。
: 綾乃に協力するにつれ、次第に彼女を恐れるようになる。
: 村に追われた綾乃の腹を刺し、入水したが、彼女とともに一命を取り留める。
: その後、貧しい生活で気がさした綾乃を追って再び入水したが、一命を取り留め、冬樹に出会ったことがきっかけで、「音弥(おとや)」と名乗り、衣子になった綾乃の使用人になる。
;花恵(かえ)
: 未散と行秀の娘。
: 学校では成績優秀で、口数が少ない美少女。
: 和馬を義父と知らず、慕っているが、母親の未散とは反りが合わない。
: 14歳になった頃、衣子(綾乃)と出会い、自分のことを理解してくれた衣子を慕い、交流するようになる。
: 未散と帰郷中に母親と祖母(未散の母親)の会話を聞いたことがきっかけで、和馬が本当の父親ではないと知り、ショックを受け、衣子の家に身を置く。
: このショックから、母親を恨むようになる。
; 吉井顕伸(よしいあきのぶ)
: 花恵が通っていた小学校の同級生で、金持ち。
: 花恵を「悪魔の子」と罵っていたが、友人の死がきっかけで転校する。
: 14歳の時、花恵に再会し、彼女を襲ったことが原因で衣子を怒らせ、冬樹の愛人にされてしまう。
: 実は冬樹と本当の衣子の子であり、衣子が自殺後、里子に出された。
; 篠宮冬樹(しのみやふゆき)
: 資産家で、亡き妹・衣子とは体の関係を持っていた。
: 記憶喪失である綾乃を「衣子」に仕立てあげる。
: ある日、綾乃の策略で、顕伸と体の関係を持つ。
: しかし、顕伸に腹を刺され、重傷を負う。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「花守りの家」の詳細全文を読む




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