翻訳と辞書
Words near each other
・ 花薄荷
・ 花薗悟
・ 花藤蓮
・ 花藻
・ 花蘇枋
・ 花蘇芳
・ 花虎魚
・ 花虫綱
・ 花虻
・ 花蜂
花蜜
・ 花蜜伸行
・ 花蝴蝶
・ 花蝶しほ
・ 花蝶風月
・ 花蝶風月雪月花
・ 花街
・ 花街模様薊色縫
・ 花衣 夢衣
・ 花衣夢衣


Dictionary Lists
翻訳と辞書 辞書検索 [ 開発暫定版 ]
スポンサード リンク

花蜜 : ミニ英和和英辞書
花蜜[かみつ]
(n) nectar
===========================
: [はな]
 【名詞】 1. flower 2. petal 
花蜜 : [かみつ]
 (n) nectar
: [みつ]
 【名詞】 1. nectar 2. honey 
花蜜 ( リダイレクト:蜜#花の蜜 ) : ウィキペディア日本語版
蜜[みつ]

(みつ)は、草花や樹木が分泌する甘い汁のこと。また、それを蜜蜂が多くの植物から集めた蜂蜜、あるいは人間によって精製された糖蜜のこと。
== 花の蜜 ==

多くの被子植物は、に蜜を分泌する器官を持つ。これを蜜腺と呼ぶ。多くの場合、蜜腺は花びらの基部の内側にある。花が咲くと蜜が分泌され、花に来訪する昆虫などは、この蜜や花粉を餌とするものが多い。
が蜜を出す理由は、これによって昆虫などを引きつけ、花を訪れさせることで、昆虫に花粉をつけ、同種の別の花で受粉を行わせるためである。つまり、虫媒花が虫を呼ぶために差し出す対価が蜜である。花の香りや色は、昆虫などを呼び寄せるための信号になっているが、昆虫の側から見れば、蜜の在処を示すものとしての意味を持つ。人間の目からは単色の花びらに見える花でも、紫外線に反応するフィルムで撮影すると、花の中心に向けた集中腺の模様が現れるものが知られている。これは、昆虫には紫外線が見え、その目で見れば、目標がそこであることを示す効果があると考えられる。同時に、花の色の美しさが、ヒトなどに向けたものではないことも示している。
当然ながら、虫媒花でなくても、鳥媒花やコウモリ媒花など、蜜を求める動物を花粉媒介者にするものは蜜を出す。風媒花のように、蜜が役に立たないものでは、蜜腺が退化する。
昆虫など、花粉媒介者が花に訪れたときに、花粉の媒介を有効に果たせるように、特殊な適応を持つ花もある。たとえば花びらの基部に深いくぼみ(距)があって、その底に蜜をためるものがある。この場合、花の奥深くに口を挿入しないと蜜が吸えないため、花粉が付着する可能性が高まる。しかし、昆虫の側では、花粉を付けられるのが嫌なわけではないだろうが、摂取をより効率よくし、花の側面から口を差し込んだり、底の部分を破ったりする、盗蜜行動に出るものがある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「蜜」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Nectar 」があります。




スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース

Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.