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花見山遺跡(はなみやまいせき)は、神奈川県横浜市都筑区川和町近辺にあった、約1万2000年前(縄文時代草創期)の遺跡である。 ==概要== 本遺跡は、鶴見川の中流北岸の標高53メートルの低台地上に位置する。 神奈川県立川和高等学校東側の台地で1977年から1978年まで発掘調査が行われ、特に古い時代の土器である隆起線文土器が大量に出土したことで知られる。調査の結果、約1300片の土器〔124個体分、深鉢・平縁丸底・一部尖底、大型は径約28センチメートル、小型は径約6センチメートル、径15~20センチメートルの中型が多い。火にかざし、煤が付いた跡が認められる。〕、200の石器、竪穴住居〔1戸、一辺3メートルの隅丸方形、柱穴がある。〕の跡と推測される掘り込みが発見された。石器は旧石器時代に使われた尖頭器と縄文時代に使われた石鏃が一緒に出土しており、当時の時代をよくあらわしている。現在、遺跡は住宅街となっている。 なお、遺跡名は「花見山」だが、地名は「見花山(みはなやま)」であり、注意が必要である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「花見山遺跡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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