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芽茶(めちゃ)は、日本茶の一種。煎茶や玉露を作る際に出た芽や葉の先端などを集めた茶である〔緑茶の表示基準 日本茶業中央会〕 。茎茶や粉茶とともに出物と呼ばれ、煎茶製造の際に副産物として出るお茶である。副産物であり一級品ではないとされるため安価であるが、部位が違うだけで茶葉そのものの品質は煎茶や玉露と変わりがないため、味は一級品の茶と比べても劣るものではない。 芽茶の茶葉は小さく丸まっているのが特徴であり、丸みを帯びているものほど上質とされる。これは、芽や葉の先端は水分が多く柔らかいため、自然に丸まりやすいためである。 芽や葉の部分は茶のエキスが凝縮されているため、風味は力強く濃厚な味わいが特徴である。渋みや苦味、旨味がどれも強く、水色も濃い緑色である。カフェインが多いため覚醒作用も強い。また、茶葉が丸まっているため、2煎が限度の茎茶や3・4回が限度の煎茶と違い、茶葉が開ききるまで何度でもお茶を楽しむことが出来る〔「今、知っておきたい日本茶の基本」2010年5月10日発行 枻出版社 p44〕 。一方でもともとの味が濃厚であるため、熱湯で淹れたり淹れる時間を長くしすぎるとお茶が濃くなりすぎる。そのため、ぬるめのお湯で淹れるのが良いとされる。 ==脚注== 〔 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「芽茶」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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