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苅田発電所(かりたはつでんしょ)は、福岡県京都郡苅田町長浜町1-1に位置する九州電力の石炭・石油火力発電所。 == 概要 == 町名は「かんだ~」と読むが、発電所が設立された1956年当時は最寄りの日豊本線苅田駅の読みが「かりた~」であったため、発電所名の読みは「かりた~」となっている。 1956年に(旧)1号機が運転を開始、(旧)3号機まで建設された後、(旧)新1号機、新2号機が増設され、計5基が稼動する総出力98.2万kWの九州最大の発電所であった。しかし、設備の老朽化や燃料情勢の変化により新2号機以外は1988年までに廃止された〔北九州イノベーションギャラリー 九州電力株式会社 北九州支店 〕。 その後、2001年7月に石炭を燃料とする新1号機(1号機としては3代目)が運転を開始した。新1号機は世界最大級の加圧流動床複合発電(PFBC)プラントであり、従来の微粉炭火力発電プラントに比べ熱効率が約2ポイント高い。 新2号機は老朽化のため2009年度末から長期計画停止、2012年度廃止予定となっていたが、2011年3月11日に発生した福島第一原子力発電所事故により複数の原子力発電所の運転再開のめどがたたず電力供給力が低下したため、2012年6月中旬をめどに運転を再開することになり〔苅田発電所新2号機の運転再開及びディーゼル発電機の設置について 2012年1月30日 〕、6月8日に運転を再開した〔苅田発電所新2号機の運転再開について 2012年6月8日 〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「苅田発電所」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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