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苅谷剛彦[かりや たけひこ]
苅谷 剛彦(かりや たけひこ、1955年 - )は、日本の教育社会学者、 オックスフォード大学社会学科および現代日本研究所教授、セント・アントニーズ・カレッジ・フェロー。 == 来歴・人物 == 都立墨田川高校、東京大学教育学部卒業。同大学院教育学研究科修士課程修了。ノースウェスタン大学大学院博士課程修了。Ph.D(社会学)。放送教育開発センター研究開発部助教授などを経て、東京大学教育学研究科教授。2008年よりオックスフォード大学教授を兼任、2009年東大を辞職。 フランスの社会学者ピエール・ブルデューの社会階層論などを援用しつつ、ゆとり教育、学力低下の問題を生徒の家庭の社会的地位と関連させて論考した。資格的には平等な受験システムが、社会の上方流動性へのインセンティヴを生み出すが、そのために参加しなければならない受験競争には、多くの資金が必要とされるため、実質的に経済格差が学力格差を産出し、これを受験システムが再生産(ルプロダクシオン)する、という主張を展開している。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「苅谷剛彦」の詳細全文を読む
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