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稚武彦命(わかたけひこのみこと)は、記紀に伝わる古代日本の皇族。 『日本書紀』では「稚武彦命」、『古事記』では「若日子建吉備津日子命(わかひこたけきびつひこのみこと)」「若建吉備津日子命」、他文献では「若武彦命」とも表記される。 第7代孝霊天皇皇子で、吉備臣(吉備氏)の遠祖。「吉備津彦命(きびつひこのみこと)」と称されることもあるが、その呼称では一般に兄の彦五十狭芹彦命(大吉備津彦命)を指す場合が多い。 == 系譜 == 第7代孝霊天皇と、絙某弟(はえいろど、蠅伊呂杼)との間に生まれた皇子である。同母兄には彦狭島命(日子寤間命)がいる。異母兄弟のうちでは、同じく吉備氏祖で四道将軍の1人の彦五十狭芹彦命(比古伊佐勢理毘古命、吉備津彦命)が知られる。 『日本書紀』では子に関する記載はない。『古事記』景行天皇段では、子として景行天皇皇后の針間之伊那毘能大郎女(日本書紀では播磨稲日大郎姫)、景行天皇妃の伊那毘能若郎女の名を記す。そのほか、『新撰姓氏録』では吉備武彦命を始めとする諸人物を子孫として記載する。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「稚武彦命」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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