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若森県庁(わかもりけんちょう)は、茨城県つくば市若森にかつて存在した若森県の行政を執行する役所。若森県庁跡の名でつくば市の史跡に指定されている〔つくば市役所"つくば市|文化財の保護 "(2012年7月28日閲覧。)〕。 桜川右岸の舌状台地上にあり、県庁跡というよりは城跡と呼ぶにふさわしい景観を示す〔茨城地方史研究会 編(1989):239ページ〕。 == 概要 == 若森県は、旧天領・旗本領に属した常陸国6郡(茨城郡・多賀郡・鹿島郡・新治郡・筑波郡・真壁郡)と下総国3郡(結城郡・豊田郡・岡田郡)の村々をもって発足した〔茨城県地域史研究会 編(2006):81ページ〕。若森県は約560村〔大穂町史編纂委員会 編(1989):182ページ〕、人口約15万人、石高は約29万石であり、元広島藩士の池田種徳が知県事を務めた〔。しかし、若森県はわずか2年9か月で新治県と茨城県に統合され消滅した〔茨城県地域史研究会 編(2006):81 - 82ページ〕。 跡地の標高は約25m、北から東にかけて水田が広がり、西には谷津のある天然の要塞であり、県庁となる以前は城跡であったことが窺える〔。役員は20人ほどであったが、県内の村々から多くの人が来訪したため、若森村は賑いを見せた〔大穂町史編纂委員会 編(1989):182 - 183ページ〕。しかし県庁廃止後の経済は急速に衰退、庁舎は売却され、その名残はほとんどない〔大穂町史編纂委員会 編(1989):183 - 184ページ〕。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「若森県庁」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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