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【名詞】 1. last resort 2. desperate measure taken under pressure of necessity =========================== ・ 苦 : [く] 【名詞】 1. (1) pain 2. anguish 3. (2) distress ・ 苦肉 : [くにく] (n) desperation measure ・ 苦肉の策 : [くにくのさく] 【名詞】 1. last resort 2. desperate measure taken under pressure of necessity ・ 肉 : [にく] 【名詞】 1. meat ・ 策 : [さく] 1. (n,n-suf) plan 2. policy
苦肉計(くにくけい、くにくのけい)とは、兵法三十六計の第三十四計にあたる戦術。人間というものは自分を傷つけることはない、と思い込む心理を利用して敵を騙す計略である。日本では苦肉の策(くにくのさく)、苦肉の計(くにくのけい)、苦肉の謀(くにくのはかりごと)ともいう。 == 概要 == 「人間は自分で自分を害することはない。ある人に害があれば、それは必ず本当に他人から害を受けたのだ」(ある人を「害そう、攻撃しよう」と主張する人間が、そのある人の配下や工作員であるはずがない)、また、「人間は自分で自分を害することはない。もし本当に自分で自分を害したのであれば、その理由や原因はやむにやまれぬものであるはずで真実なのだ」と判断する傾向がある。この心理を利用すれば、虚実を入れ替えて、たやすく人を欺くことができる。 (苦肉計を行う者は)自分を間者の立場において敵を欺こうとする手段を行っていることになる。およそ、自分から離反した人間(あるいは「離反した」と自称する工作員)を使って、敵が自分を攻撃するようにその人間が敵を誘うという工作や、その人間が「内応する」とか「協力する」と敵と約束するという工作を仕掛けるなら、(自分を害するように仕向けているのであるから、それらは)みな苦肉の計の類である(敵はこれを計略だとは思わず本気にして騙される)。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「苦肉計」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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