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苫小牧貨物駅(とまこまいかもつえき)は北海道苫小牧市一本松町に位置する日本貨物鉄道(JR貨物)の貨物駅である。開業以来苫小牧駅として扱われてきたが、2011年(平成23年)3月12日のダイヤ改正を機に、実態に合わせて現在の名称に改称された〔「MONTHLYかもつ」2011年3月号 VOL.61(鉄道貨物協会)19ページ〕。 == 駅構造 == 東西に通る室蘭本線の上下本線と日高本線の南側に、長さは約1.5kmにわたって広がっている(下り貨物列車は室蘭本線上り線及び日高本線と、上り貨物列車は日高本線とそれぞれ平面交差)。コンテナホームは3面あり、西側(旅客駅側)が第1コンテナホーム、東側のものが第2コンテナホーム、さらにその南側に第3コンテナホームという配置である。また、営業窓口であるJR貨物道央支店苫小牧営業所も駅構内にある。第1コンテナホームは長さ430 m・面積1万1385平方メートル、第2コンテナホームは長さ449 m・面積1万1338平方メートル、第3コンテナホームは長さ455 m(うち、荷役可能長さ410 m)・面積1万2740平方メートルで〔交通新聞2008年10月7日〕、いずれも20両編成対応となっている。 貨物設備はかつて苫小牧駅の駅舎東側に置かれていたが、1991年(平成3年)11月に旧・苫小牧操車場跡地に移転し、第1コンテナホームが使用開始された。その後、1999年(平成11年)9月に第2コンテナホームが、2008年(平成20年)10月1日には第3コンテナホームが順次使用開始された。 駅の着発線は合計5線ある。第2コンテナホームの北側には、着発線荷役方式(E&S方式)を導入し荷役作業が可能な着発荷役線が隣接し、その北側には着発線である副本線が3線敷設されている。第1コンテナホームの北側に接するのも着発荷役線であるが、西側(旅客駅側)のみ着発線で、東側(副本線側)は側線扱いとなっている。第3コンテナホームは構内配線の関係で着発線荷役ではなく、入換で入線する。これらのほか、仕分線、留置線なども敷設されている。 駅構内は電化されていないため、入換作業は本線での牽引作業も行うJR貨物DF200形ディーゼル機関車が担当している。 札幌貨物ターミナル駅の補完機能を担っており、千歳線の運行障害時には下り貨物列車から苫小牧でコンテナをトラックに積み替えて輸送する体制になっている〔。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「苫小牧貨物駅」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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