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『英雄の生涯』(えいゆうのしょうがい、''Ein Heldenleben'')作品40は、リヒャルト・シュトラウスが作曲した交響詩。『ドン・ファン』から始まるリヒャルト・シュトラウスの最後の交響詩である。 == 概要 == 副題に “Tondichting für großes Orchester” (大管弦楽のための交響詩)とあるように、演奏するには105名から成る4管編成のオーケストラが必要となる。またオーケストレーションが頂点に達している曲とも言われ、技術的にもオーケストラにとって演奏困難な曲の一つに数えられており、オーケストラの実力が試される曲としても知られている。 この曲の「英雄」とはリヒャルト・シュトラウス自身を指すと言われているが、作曲者本人は「それを知る必要はない」としており、この曲にプログラムがあることを言明していない。 この曲はベートーヴェンの交響曲第3番『英雄』(エロイカ)と同じ変ホ長調を主調としている。シュトラウスは日記に作曲の進捗を記しているが、そこでは最終的なタイトルを ''"Ein Heldenleben"'' と決めるまで、この曲のことを ''"Eroica"'' と呼んでいた〔Willi Schuh (translated by Mary Whittall), ''Richard Strauss : A Chronicle of the Early Years 1864-1898'', Cambridge University Press, 1982, ISBN 0-521-24104-9, p.477〕。友人に宛てた手紙でも「近頃ベートーヴェンの英雄交響曲は人気がなく、演奏されることも少ない」と冗談を言い、「そこで今、代わりとなる交響詩を作曲している」と述べている〔Willi Schuh (translated by Mary Whittall), p.478〕。またこの曲では、シュトラウスの他の作品からの引用(後述)とともに、ベートーヴェンの『英雄』のフレーズも断片的に引用されている〔ロイカルト社のスコアで練習番号102の3小節目。ベートーヴェンの『英雄』の第4楽章92小節目、100小節目、389小節目などに繰り返し現れる特徴的な音型が引用されている。〕。 1898年の8月2日から12月27日にわたって作曲された。ウィレム・メンゲルベルクとアムステルダム・コンセルトヘボウ管弦楽団に献呈されている。 1899年3月3日、フランクフルトにて作曲者自身の指揮により初演された。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「英雄の生涯」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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