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英雄症候群 : ミニ英和和英辞書
英雄症候群[えいゆうしょうこうぐん]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

英雄 : [えいゆう]
 【名詞】 1. hero 2. great man 
: [おす]
 【名詞】 1. male (animal) 
: [しょう]
  1. (adj-na,n-suf) illness 
症候 : [しょうこう]
 【名詞】 1. symptoms 
症候群 : [しょうこうぐん]
 【名詞】 1. syndrome 
: [そうろう]
 (n) classical verbal ending equivalent to colloquial -masu

英雄症候群 : ウィキペディア日本語版
英雄症候群[えいゆうしょうこうぐん]

英雄症候群(えいゆうしょうこうぐん)とは、英雄願望や自己顕示欲の強い、偏った思想を持つ人間にありがちな精神状態を指す。
== 概要 ==
英語では、ヒロイック・シンドローム(英: Hero syndrome)とも呼ばれている。ただし、「症候群」という表現を含んでいるが、実際に治療の必要とされる医学的な意味での「病気」または「精神疾患」とは無関係であり、所謂「厨二病」に近い概念である。
例えば、ある特定の場所で、大災害等で何らかの大きなトラブルが起こった際、そこにいる者達の迷惑を顧みず、ただ自分の義憤や正義感だけに任せて強引に介入し、支援活動や救助活動を行おうとする自己中心的な人間が、英雄症候群に陥る人間として挙げられる。他にも警察官を始めとする国家公務員や、政治家にも発症し易いとされている。
また、行動原理は、自己犠牲ではなく自己顕示に過ぎない為、状況を見極める冷静さや責任感を持つ者は皆無に等しく、計画性も無い行き当たりばったりな手段でやる傾向が強い。より性質の悪い者の中には、厳しい状況になった途端放棄して逃げ出したり、無茶な行動を止めようとする人間のその行為に不快感を露にして新たな揉め事を起こす等、かえって大きな混乱を呼び起こす元凶にもなり兼ねない。このような点からも、メサイアコンプレックスに似た部分がある。
英雄症候群に陥りやすい人間は、日常生活において周囲から評価されることの無い人間に多いとされており、いわゆる一種の現実逃避の一つとされる事もある。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「英雄症候群」の詳細全文を読む




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