|
===================================== 〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。 ・ 英領 : [えいりょう] (n) British territory (possession) ・ ギア : [ぎあ] 【名詞】 1. gear 2. (n) gear
英領ギアナ1セント・マゼンタは、切手蒐集家の間で最も有名かつ貴重〔http://www.bbc.co.uk/news/world-us-canada-27890106〕とされている切手である。1856年に英領ギアナ(現在のガイアナ)で枚数限定で発行されたうちの1枚で、今のところ現存する唯一のものである。今まで流通した郵便切手の中で唯一、英国王立切手コレクションに収蔵されていないものである。 目打が無く、マゼンタの紙に黒のインクで、帆船のイラストとギアナ植民地におけるラテン語のモットー「''Damus Petimus Que Vicissim''(与えよう、見返りを求めて)」が印刷され、細い線で四角く囲まれている。発行国である英領ギアナの名とこの切手の価格が、四角を取り囲むように印刷されている。2014年6月17日には948万ドルで落札され〔〔、この切手単独で4回も、一枚の切手の売却最高額を更新したことになった。 ==背景== 1セント・マゼンタは1856年に発行された3種類の普通切手のうちの1つで、地元新聞紙に貼って使われる予定だった。他の普通切手である4セント・マゼンタと4セント・ブルーは郵便切手として使われる予定だった。 しかし切手を運ぶ予定の船はやって来ず、予定が狂った。地元の郵便局長であったE・T・E・ダルトンと、公認印刷業者のジョセフ・バウムとウィリアム・ダラス(二人はジョージタウンで『''Official Gazette''』紙を発行していた)は急場しのぎに3種類の切手を印刷する必要に迫られた。ダルトンが切手のデザインを描いたが、印刷業者の二人はそのデザインに船の絵を付け加えた。ダルトンはこれを歓迎せず、郵便局員に偽造を防ぐための自筆サインを書きこませた。そのためこの切手にはE・D・W、つまり局員であったE・D・ワイトの名が書き込まれているのである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「英領ギアナ1セント・マゼンタ」の詳細全文を読む スポンサード リンク
|