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苻柳(ふ りゅう、生没年不詳)は、五胡十六国時代の前秦の皇族で、初代皇帝の苻健の四男。生母は皇后の強氏。兄に苻萇・苻生ら。爵位は晋王。 太子の長兄・苻萇が東晋の桓温と戦って、流矢を浴びられて戦死を遂げると、生母の強皇后は四男の苻柳を立太子に意欲的に推した。だが、夫の苻健は首を横に振って、兄を差し置いて四男の苻柳が太子と指定するには君主の器量に欠けていると、これを拒否したという。やがて、すぐ上の兄である三男の隻眼でもある越王・苻生が新太子になったと、『晋書』に記されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「苻柳」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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