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茨城廃寺跡(ばらきはいじあと)は、茨城県石岡市貝地(かいじ)にある古代寺院跡。 常陸国茨城郡の郡寺跡であり、石岡市指定史跡に指定されている。 == 概要 == 石岡台地南縁部にある寺院跡で、かつては「小目代(こもくだい)廃寺」の名で知られた。古くから茨城郡寺の跡と推定されていたが、昭和54年(1979年)からの3次にわたる調査によって伽藍配置が明らかとなった〔。調査結果から、国分寺に先行して7世紀後半頃に建立された初期寺院の遺構と推測されている〔。 出土物として、先の発掘調査では瓦、仏像線刻瓦、金・銅・鉄製品、硯、土師器、須恵器、和同開珎等が見つかっている〔。特に、墨書銘として「茨木寺」「茨寺」の文字を有する土器が見つかったことから、当時の寺院名が明らかとなり、茨城郡寺であることも確実となった〔。また、この銘の存在から地名「茨城」の変遷も指摘される〔「総論 県名の由来」『茨城県の地名』平凡社、1982年。〕。以上の出土物の一部は石岡市民俗資料館、常陸風土記の丘で展示されている〔茨城廃寺跡 (石岡市ホームページ)。〕。 平成23年(2011年)からは第4次調査が実施され、その中で寺域北方が確定されている。平成24年(2012年)には遺構が石岡市指定史跡に指定された。また、寺跡周辺では7個の礎石が伝わっているが、それらは円柱座造出を持つ古い形式であり〔、それぞれ石岡市指定有形文化財に指定されている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「茨城廃寺跡」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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