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茶音頭(ちゃおんどう、ちゃおんど)は、文化文政期に京都で活躍した盲人音楽家、菊岡検校が作曲、八重崎検校が箏の手付をした手事物の地歌曲である。流派により『茶の湯音頭』とも呼ばれる。 == 概要 == 俳人横井也有の「女手前」から抜粋した歌詞で、多数の茶道具を詠み込みつつ男女の仲がいつまでも続くよう願った内容。三味線の調弦が「六下がり」という非常に特殊なもので、独特な響きがこの曲独自の雰囲気を作り出している。歌の節も凝っている一方で手事が長く、八重崎検校の箏手付も巧みで合奏音楽としてもよくできている。現代でも演奏会でよく取り上げられる曲である。茶の湯の手前の伴奏としても演奏される。 本来は純音楽曲であるが、後世「上方舞」(地唄舞)において振り付けも行われ、好んで舞われており、いくつかの流派ごとの振り付けがあるが、どれも袱紗を使用したり、茶道の所作をいれたりする特徴のあるものである。 題名の「音頭」とはもとは雅楽において、各楽器の主たる演奏者をしめす用語である。『茶音頭』は、「音頭」民謡のいち形態としての「音頭」とはまったく別のものである。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「茶音頭」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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