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茶色本 : ミニ英和和英辞書
茶色本[ちゃいろ, かちいろ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

: [ちゃ]
 【名詞】 1. tea 
茶色 : [ちゃいろ, かちいろ]
 【名詞】 1. light brown 2. tawny 
: [しきさい, いろ]
 【名詞】 1. (1) colour 2. color 3. (2) sensuality 4. lust 
: [ほん, もと]
  1. (n,n-suf,n-t) (1) origin 2. basis 3. foundation 

茶色本 ( リダイレクト:青色本・茶色本 ) : ウィキペディア日本語版
青色本・茶色本[あおいろほんちゃいろほん]

青色本・茶色本(Blue and Brown Books)はルートヴィヒ・ウィトゲンシュタインが1933年から1935年にかけてケンブリッジ大学でおこなった講義を書き留めた2冊のノートである。それぞれが謄写版で製本され、ウィトゲンシュタインの存命中は少部数が限られたサークル内で流通した〔Grayling, A. C., ''Wittgenstein: A Very Short Introduction'' (1988) Oxford University Press ISBN 0192854119〕。1933-34年の講義録は青い表紙で、1934-35年の講義を書き取ったノートは茶色の表紙で綴じられていた。1958年にラッシュ・リーズが「『哲学探究』の先行的研究」として初めて2冊をまとめてブラックウェル社から出版した〔Wittgenstein, Ludwig, ''Preliminary Studies for the "Philosophical Investigations", Generally known as The Blue and Brown Books,'' (1958) Blackwell Publishers Ltd.〕 。
後に『哲学探究』において十全な形で考察される様々な思考の萌芽をそこここにみてとることができるこの2冊の講義録は、いわゆる「後期ウィトゲンシュタイン」として知られる哲学の起源に文献的な根拠を与えてもいる〔。
==青色本==
青色本は1933-34年に口述されたテキストであり、後に言語ゲームとして知られることになる概念が先駆的に導入されているという点で、1932年以降のウィトゲンシュタイン哲学の画期をなすとされている。記号の操作として思考を考察するという後期の著作では取り組まれていないテーマが含まれているが、それを可能にする確固とした言語規則という中期の考え方は認められない〔野矢茂樹(2010)「『青色本』の使い方」ルートウィヒ・ウィトゲンシュタイン『青色本』大森荘蔵訳、ちくま学芸文庫 p.176〕。ここにみられる言語学的分析という手法は、その後日常言語の哲学として結実した。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「青色本・茶色本」の詳細全文を読む

英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Blue and Brown Books 」があります。




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