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草刈 英治（くさかり えいじ、1891年（明治24年）6月1日 - 1930年（昭和5年）5月20日）は、日本の海軍軍人。ロンドン海軍軍縮条約に反対し自決した海軍少佐である。 == 人物・来歴 == 草刈の遠祖は小野木公郷である〔『嗚呼、草刈少佐』小西千比古「草刈少佐の人格・思想とその最期」〕。父・鉄太郎は旧会津藩士で、14歳のおり戊辰戦争における会津若松城籠城戦を戦った。長兄・雄治は東京帝国大学出身の関東都督府技師〔『会津会会報 第9号』「会津育英会事業状況」〕、のち九州電気軌道専務〔『昭和人名辞典 第3巻』（西日本編 - 福岡）〕、次兄・哲治は海軍大主計（主計大尉）、二人の妹はそれぞれ同郷の陸軍将校（外井氏〔外井氏の舅は元白虎隊士で、戸長を務めていた。〕）、陸軍軍医（石田氏）〔『昭和人名辞典 第2巻』「福島」3頁〕に嫁いでいる。草刈は会津中学に学び、元来は一高志望であったが、海軍兵学校に在校していた同窓生の短剣姿に憧れ海兵進学を目指す〔『嗚呼、草刈少佐』草刈英治「海軍兵学校生徒を志願したる理由」〕〔海兵の在校生は休暇には母校を訪問し、後輩と交流を持っていた。草刈の中学時代に海兵に在籍した同窓生は、36期雪下勝美、37期竹崎武雄（大佐）、38期武田喜代吾（大佐）、39期林蓉斎（大佐）、40期猪瀬正盛（大佐）である。41期には草刈、原田のほか星野慶幸（大尉）が入校した。なお、草刈在校時の教官・常盤盛衛も同窓であり、常盤と草刈雄治は同級生であった。〕。1910年（明治43年）、草刈は78名中3番の成績で中学を卒業する〔『会津人物事典 (武人編)』草刈英治〕。同級生に簗瀬真琴、原田覚、海軍主計少将・山口一がおり〔『福島県立会津高等学校同窓会員名簿』、『稚松会会報第16号』〕、いずれも稚松会会員である。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア（Wikipedia）』 ■ウィキペディアで「草刈英治」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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