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草木塔(そうもくとう)とは、草木に感謝し、その成長を願って建立されたと伝えられる石碑のこと〔草木塔とは? 〕。1772年(安永元年)に米沢藩の江戸屋敷が焼失、その再建のために米沢市大字入田沢字塩地平の山林の木々が伐採され、1780年(安永9年)の4月17日にも、現在の米沢市粡町・銅屋町・立町などで大火があり、その復興のために大量の材木が伐採されたことに対する感謝の念が、建立するきっかけになったと推定されている。 == 概要 == 1780年(安永9年)、江戸時代、出羽国の米沢藩・上杉鷹山の時代に、山形県米沢市大字入田沢に建てられたものが最初と伝えられ、高さ90cm、幅52㎝、厚さ24㎝の自然石に「草木供養塔」と刻まれている。他には「草木塔」、「草木供養経」、「山川草木悉皆成仏」などの碑文のものも確認されている。塔は自然石か、もしくは部分的に研磨されたものがほとんどで、日本国内に160期基以上が確認されている〔類似のものを含めると190基ほどとの説もある。〕。そのうち9割ほどが山形県内、しかも置賜地方に集中している〔草木塔・米沢市役所 〕ことから、鷹山の教化によるものという説もある。江戸時代以降も主に林業の盛んな地域に建てられており、米沢市万世町梓山、米沢市田沢、米沢市簗沢、米沢市綱木などの「木流し」が行われた所に多く建てられている〔草木塔の故郷 〕。昭和61年、米沢市三沢公民館前に建てられたものは自然愛護の精神を後世に伝えるためのもの。最近では、山形大学が、自然と人間との共生という観点から草木塔の建立精神に基づく社会活動を行っている。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「草木塔」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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