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荒木美智雄 : ミニ英和和英辞書
荒木美智雄[あらき みちお]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

荒木 : [あらき]
 【名詞】 1. logs in bark 2. rough wood 
: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
: [び]
  1. (n,n-suf) beauty 
: [おす]
 【名詞】 1. male (animal) 

荒木美智雄 : ウィキペディア日本語版
荒木美智雄[あらき みちお]
荒木 美智雄(あらき みちお、1938年 - 2008年12月19日)は、日本宗教学者京都府出身。元関西福祉大学学長筑波大学名誉教授
1961年京都大学文学部宗教学科卒業、同大学院文学研究科博士課程中退。1965年アメリカ合衆国ウィリアムス・カレッジ留学し、1967年シカゴ大学大学院修士博士課程に進学。日本人としてはただ一人、二〇世紀最大の宗教学者ミルチャ・エリアーデのもとで学び、博士号取得〔横山雅彦「ポストコロニアルな世界史」『大学受験に強くなる教養講座』 筑摩書房 2008 ISBN 978-4480687975〕。シカゴ大学助手講師を経て、1976年東京理科大学理工学部助教授1985年、筑波大学助教授、のち教授、大学院地域研究科科長、国士舘大学21世紀アジア学部教授を経て、関西福祉大学学長、在職中に死去。
1986年のエリアーデの死後、その畢生かつ未完の大作『世界宗教史』(''Histoire des croyances et des idees religieuses'')が出版された際、第八巻において日本宗教学に関する補稿をエリアーデに代わって執筆した、エリアーデの学問的後継者の一人である。荒木がはじめて日本に持ち込んだ宗教学は、それまでの機能主義的な宗教社会学とは一線を画すものであり、「もともと西洋や東洋なんて存在しなかった」「あなたがたが古典古代と思っているものは、ごくヴィンシャル(偏狭)なものにすぎない」と迫力ある京都弁で語った〔。
宗教学を「近代の諸学の中でもっとも遅れて、諸学の統合として成立してきた学問」であり、「近代科学以前の世界観に基づいた、ホーリスティックな社会のリアリティを映し得る学問」と述べている〔荒木美智雄『宗教の創造力』講談社学術文庫 2001 ISBN 978-4061594982〕。
大学時代は、カント哲学を中心にドイツ観念論宗教哲学を学ぶ。身長・背筋力をかわれてボート部に入ったり、低音に目を付けられて男声合唱団に勧誘されるが、いずれも挫折したというエピソードを持つ。
== 著書 ==
;自著
* 『宗教の創造』法藏館、1987年 のち『宗教の創造力』講談社学術文庫、2001年、 ISBN 4061594982
;共編著
* 『図説 世界の宗教大事典』(田丸徳善との共著)ぎょうせい1991年、ISBN 4324024251
* 『世界の民衆宗教』ミネルヴァ書房2004年、ISBN 4623037797
;翻訳
* 『世界宗教史(第1巻)- 石器時代からエレウシスの密儀まで』(ミルチャ・エリアーデ、共訳)筑摩書房、1991年、ISBN 4480340017

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
ウィキペディアで「荒木美智雄」の詳細全文を読む




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