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荒木道子 : ミニ英和和英辞書
荒木道子[あらき みちこ]
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〔語彙分解〕的な部分一致の検索結果は以下の通りです。

荒木 : [あらき]
 【名詞】 1. logs in bark 2. rough wood 
: [き]
 【名詞】 1. tree 2. wood 3. timber 
: [こ, ね]
 (n) first sign of Chinese zodiac (The Rat, 11p.m.-1a.m., north, November)

荒木道子 : ウィキペディア日本語版
荒木道子[あらき みちこ]

荒木 道子(あらき みちこ、1917年3月6日 - 1989年3月24日)は、日本女優。元夫は文芸評論家の菊地章一。菊池との間に儲けた息子は俳優歌手荒木一郎
== 来歴・人物 ==
1917年(大正6年)3月6日東京府東京市神田区三崎町(現在の東京都千代田区神田)に生まれる〔『日本映画俳優全集・女優篇』、キネマ旬報社、1980年、p.36〕。父は文芸評論家の至文、母は青鞜社出身の作家の滋子で、兄が2人いた〔。
明化尋常小学校を経て1934年(昭和9年)、女子学院を卒業〔。YWCAの語学部職員、帝大図書館員を経て、1938年(昭和13年)に文学座研究所に入り、賀原夏子青野平義小山源喜らとともに第1回生として卒業〔。同年に勉強会『かりそめになすな恋』で初舞台を踏み、田中澄江作『はるあき』の柿沢てい子役で本格的にデビューする〔。ついで『野鴨』『わが町』などに大役で起用され、近代的な感覚とムード、独自の台詞まわしによって注目された〔。
1941年(昭和16年)4月6日、文芸評論家の菊地章一と結婚(1953年(昭和28年)に離婚〔『日本女性人名辞典』、日本図書センター、1993年、p.51〕)、一子出産のため1943年(昭和18年)に文学座を退団〔。戦後の1947年(昭和22年)には芥川比呂志長岡輝子らと麦の会に加わり『林檎園日記』などに出演。1949年(昭和24年)に麦の会は文学座に合流し、それ以後は『ママの貯金』『ワーニャ伯父さん』『武蔵野夫人』と精力的な活動を続け、新劇俳優としての地歩を固めた〔。舞台の代表作に『三人姉妹』のマーシャ、『欲望という名の電車』の看護婦、『三婆』のタキ、『浅茅が宿』のぎん、『花咲くチェリー』のイゾベルなど〔〔荒木道子 、新撰 芸能人物事典 明治~平成、コトバンク、2015年10月31日閲覧〕。
1950年(昭和25年)、豊田四郎監督の『女の四季』で映画に初出演、それいらい年平均3本のペースで映画に出演する。主に過保護気味の母親や山の手夫人といった役柄を得意とした〔。1964年(昭和39年)、東映教育映画『おふくろ』の主演で文部大臣賞を受賞〔。テレビドラマでは『ただいま11人』で山村聰と夫婦を演じたほか、連続テレビ小説あかつき』など多数に出演した。
1989年(平成元年)3月24日心不全のため東京都新宿区慶應義塾大学病院で死去〔『演劇年鑑'90』、二松堂書店、1990年、p.212〕。72歳没。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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